ブックマーク / sufuretan.hatenablog.com (13)

  • あしたも げんきで - 空へ ひろげて

    ゆうぐれに なると すずめさんたちが まどべに やってきて しずかに しずかに おしゃべりを はじめるのです。 チュル チュル チュル チュル ほら、夕焼け だよ。 きれい だね。 あしたも げんきで いようね って。 おたがいを たいせつに するような とっても やわらかくて にこにこした おこえでね。 そんな おしゃべりを きいて いると うれしくて うれしくて わたしも いっしょに 夕焼けさんを みるのです。 みんなで オレンジいろに そまり ながら みんなで オレンジいろの 風さんに ふかれながら とても とても みたされた きもちで。 このうえなく しあわせな きもちで。 するとね、 夕日さんも お空も この世界も ふんわり ふんわり ほほえんで やさしく やさしく ささやいて くれるのです。 あしたも げんきで いようね って。

    あしたも げんきで - 空へ ひろげて
  • 木の おてがみ - 空へ ひろげて

    ぼくたち 木は 秋に なると おてがみを かくのです。 春に もらった うれしさを 夏に もらった たのしさを 生きものたちと あそんだ よろこびを。 お空にも お日さまにも みんなにも よんで もらいたくて。 こんなにも うれしかった って こんなにも たのしかった って ありがとう ありがとう 来年も よろしくね。 と、かくのです。 あったかーい 赤や 黄いろや オレンジいろで ひと葉づつ ひと葉づつ こころを こめて。 するとね 晴れやかな きもちに なってきて あかるい きもちに なってきて しあわせで いっぱいに なります。 おてがみも ますます かがやいて くるのです。 まぶしい くらいにね!

    木の おてがみ - 空へ ひろげて
  • うさぎ - 空へ ひろげて

    ん? いま、 すてきな こと いったでしょ。 ちゃーんと きこえたよ。 だって ぼくは うさぎ ですから。 すてきな 音なら なんでも きこえるのです。 お花さんたちの しあわせそうな つぶやきも 小鳥たちさんの かわいい 寝ごとも 天使たちさんの きよらかな おうたもね。 まわりは すてきな 音で いっぱい! もう うれしくて うれしくて ピョン ピョン はねて しまうのです。 ひとみも キラキラ してきて こころも からだも フワフワに なって くるんだよ。 神さまたちの しずかな しずかな おしゃべりも きこえるよ。 ぼく... とーっても うれしい ことを きいたの。 あのね、 神さまたちは みんなのこと、 ほんとうに ほんとうに だいすき なんだって!

    うさぎ - 空へ ひろげて
  • 小鳥の あいさつ - 空へ ひろげて

    ぼくは 小鳥 です。 あいさつを するのが だいすき なのです。 朝は のぼってくる お日さまに いちばんに あいさつを します。 だから とーっても 早おき なんだよ。 お日さまも ぼくの あいさつが たのしみ なんだって。 お花さんにも あいさつを します。 にっこり かわいい えがおを くれるので とっても うれしくなって おうたまで うたって しまうのです。 木さんにも 風さんにも あいさつを します。 雲さんにも みーんなにもね。 もう たのしくて たのしくて。 するとね こころが パーッと あかるく  なって しあわせな ここちに なるのです。 おこえも すきとおって きて きれいに なるみたい。 すてきでしょ! そろそろ おやすみの じかんが きました。 おうちに かえります。 そうだ、 あいさつを しなくっちゃ。 おやすみなさーい。 また あしたね!

    小鳥の あいさつ - 空へ ひろげて
  • 星さんたちの おしゃべり - 空へ ひろげて

    星さんたちが おしゃべり しているよ。 みんなで キラキラ ひかりながら とっても キレイな おこえでね。 キレイ キレイ きみ って キレイ と、みんなで ほめあって いるよ。 星さんたちが おしゃべり しているよ。 みんなで ピカピカ ひかりながら とっても かわいい おこえでね。 かわいい かわいい きみ って かわいい と、みんなで ほめあって いるよ。 星さんたちが おしゃべり しているよ。 みんなで リンリン ひかりながら とっても すきとおった おこえでね。 たのしい たのしい みんなで いると たのしいね みんなで いると うれしいね。 と、しずかに しずかに よびあい ながら やさしく やさしく ほほえみ ながら キラ キラ ピカ ピカ リン リン リン しあわせそうに しあわせそうに おしゃべりを しているよ。

    星さんたちの おしゃべり - 空へ ひろげて
  • 風の 絵 - 空へ ひろげて

    ぼくは 風 です。 絵を かくのが だいすき なのです。 ひろーい ひろーい まっ青な お空を あっちへ こっちへ かけめぐり ながら かくのです。 うれしい きもちは ぐるぐる って かいて よろこびの きもちは スーッ スーッ って かいて しあわせな きもちは ふわ ふわぁ って かくのです。 いままで であった かわいい ものも うつくしい ものも これから であえる すてきな ものもね。 お日さまが わらって いる なかを おもいっきり たのしみ ながら おもいっきり 自由に おおきな おおきな お空 いっぱいにね! それが みんなが みている 雲、なんだよ。

    風の 絵 - 空へ ひろげて
  • 風を うけて - 空へ ひろげて

    風を うけて ひとみを とじたら ぼくは 鳥に なる。 風の よろこびと いっしょに 空へ まいあがる。 よろこび そのものに なって 空へ まいあがる。 風を うけて ひとみを とじたら ぼくは 鳥に なる。 風の うれしさと いっしょに 空で ダンスを する。 うれしさ そのものに なって 空で ダンスを する。 風を うけて ひとみを とじたら ぼくは 鳥に なる。 風の しあわせと いっしょに どこまでも どこまでも 飛んで ゆく。 しあわせ そのものに なって 飛んで ゆく。 ほほえみ そのものに なって 飛んで ゆく。 まっ青な 空の なかを 天上へ。 天上へ。

    風を うけて - 空へ ひろげて
  • 鈴 - 空へ ひろげて

    鈴は いつも とっても ごきげん なのです。 そっと    ふれた だけで チリ チリ コロ コロ と すぐに わらいます。 鈴に うまれて よかった って うれしそうに わらってる。 たのしそうに わらってる。 しあわせそうに わらってる。 星が わらって いるみたい。 水が わらって いるみたい。 天使が わらって いるみたい。 チリ チリ コロ コロ チリ チリ コロ コロ すきとおった かわいい 声に あたりの 空気も やさしく ほほえんで います きっと きれいな よろこびで いっぱい なのです。 ちいさな ちいさな 鈴の なかには。

    鈴 - 空へ ひろげて
  • 空まで あるいて - 空へ ひろげて

    おおきく てをふり あるいたら 空まで あるいて いけそう なのです。 こころも はずんで かけだすよ。 まえへ まえへ と かけだすよ。 からだも うたを うたいだす。 たのしい うたを うたいだす。 おおきく てをふり 歩いたら 風も いっしょに ついてくる。 あそびましょ って ついてくる。 すずめさんたちは 木のうえで うれしそうね って みています。 たのしそうね って みています。 ぼくは ニッコリ ほほえんで うれしいよ って ごあいさつ。 たのしいよ って ごあいさつ。 おおきく てをふり あるいたら 空を みあげて あるいたら こころの なかまで 晴れわたり 空まで あるいて いけそう なのです。

    空まで あるいて - 空へ ひろげて
  • 夏の雲 - 空へ ひろげて

    夏の雲は きれい だな。 こころの 底から まっ白 なんだね。 夏の雲は わらってる。 たのしい ことで いっぱい なんだね。 うれしい ことで いっぱい なんだね。 夏の雲は きもちよさそう。 まっ青な 空の なかを りょうてを ひろげて おもいっきり のびのび している。 よろこびに モクモク ワクワク しあわせに モクモク ワクワク ふくらんで ふくらんで あそぼう って よんでいる。 かけておいで って よんでいる。 夏の雲が。 夏の雲が。

    夏の雲 - 空へ ひろげて
  • 手花火 - 空へ ひろげて

    手花火を したら アリさんたち みてるかな。 夜が お花を 咲かせたよ って ニッコリ しながら みてるかな。 手花火を したら スズメさんたち みてるかな。 夜から 宝石が うまれたよ って うっとり しながら みてるかな。 手花火を したら のらさんたちも みてるよね。 ちいさな ドラゴンが 火を ふいてるよ って びっくり しながら みてるよね。 みんな みんな みていてね。 みんな みんな たのしんでね。 ぼくは ちいさな 魔法使い いまから 魔法の はじまり はじまり!

    手花火 - 空へ ひろげて
  • 虹 - 空へ ひろげて

    雨で すっかり きれいに なったから 空が おめかし しています。 天使たち から もらった なないろの リボンを つけて。 雨で すっかり きれいに なったから 空が 「ありがとう」 と 雨に てがみを かいて います。 天使たちが つくった なないろの うつくしい インクで。 すっかり きれいに なった 空は うれしくて うれしくて しあわせの 歌を うたって います。 なないろの かわいい こえで はてしなく すきとおった こえで とおーい とおーい あおーい あおーい 山へ 海へ とどくように 祈るように。 それが、 虹 なのですね。

    虹 - 空へ ひろげて
  • チューリップさん - 空へ ひろげて

    チューリップさんが ならんで 咲いているよ。 うれしそうに うれしそうに みんなで 手を つないで いるよ。 すてきな ダンスを するのかな。 かわいい おうたを うたうのかな。 これから えんそくに いくのかな。 チューリップさんが ならんで 咲いているよ。 みんなで お空を みあげながら たのしそうに たのしそうに 風に ゆれているよ。 ともだちに なれて よかったね って。 ずーっと ともだちで いようね って。

    チューリップさん - 空へ ひろげて
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