ブックマーク / biz-journal.jp (2)

  • クロマグロ、完全養殖成功の衝撃~広がる関連ビジネス、低価格化や和食の世界進出に貢献も

    サシの入り方が美しいことでも知られるクロマグロ。口に含むととろけるような脂の甘みが特徴であり、超希少種としても知られ、大トロの寿司ともなると2貫で最低でも2000円以上はする最高級魚だ。 そんなクロマグロの完全養殖を成功させたのが、近畿大学水産研究所のひとつ、和歌山県串にある大島実験場だ。近畿大学の名前を取り「近大マグロ」と呼ばれる完全養殖クロマグロは、ほぼすべての魚の完全養殖が成功している中、果たせぬ夢として世界中の研究者が狙っていた“最後の大物”だった。誰もが不可能に近いと思われていたクロマグロの完全養殖化への道のりは困難を極め、近畿大学は成功させるまでに実に32年もの年月を要した。 近畿大学水産研究所が「完全養殖」の研究を開始したのは1970年。海で泳ぐ天然マグロの稚魚や幼魚を捕獲し、養殖する「蓄養マグロ」に対し、「完全養殖」とは、最初から人工孵化で育てた親魚が産んだ卵を孵化させた

    クロマグロ、完全養殖成功の衝撃~広がる関連ビジネス、低価格化や和食の世界進出に貢献も
  • “投資会社”ソフトバンク、なぜ負債膨張でも株価好調?携帯世界2位へ加速するアクセル

    11月18日、ソフトバンク前取締役、福岡ソフトバンクホークス前代表取締役社長兼オーナー代行を務めた故・笠井和彦氏の「お別れ会」がホテルニューオータニ東京で催された。その会でソフトバンク社長の孫正義氏は弔辞を読み、一時、同社の上場廃止を考えていたことを明らかにした。 「2008年秋のリーマン・ショックが収まってきたころ。株価の大きな変動を受けて孫社長は笠井氏に「アナリストやジャーナリストへの説明が面倒。いっそ個人で会社を背負おうかと思う」と相談。これに笠井氏は「夢をちっちゃくしていいんですか」と強く反対した。孫社長は、『あの時止めてくれなかったら、その後のスプリント買収も無理だっただろう』と、絞り出すような声で感謝を述べた」(11月19日付朝日新聞より) 笠井氏は表にはあまり出なかったが、孫氏の軍師だった。富士銀行(現みずほ銀行)副頭取、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)会長を務めた笠井氏は2

    “投資会社”ソフトバンク、なぜ負債膨張でも株価好調?携帯世界2位へ加速するアクセル
  • 1