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ブックマーク / somethingorange.net (6)

  •  『よつばと!』は終わらない夏休みか。 - Something Orange

    オタクコミュニスト超絶マンガ評論 作者: 紙屋高雪,きあ出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2007/11/20メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 225回この商品を含むブログ (32件) を見る 大手漫画書評サイト「紙屋研究所」の管理人、紙屋高雪さんの著書。「紙谷研究所」に掲載された記事をもとに、大幅書下ろしを加え、充実した内容に仕上げている。サイト既読者も未読者も必読の名著である。 と、一通り褒めたところで、一点、違和感を覚えた作品論について語っておこう。ほかでもない『よつばと!』評のことである。 よつばと! (1) (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/08/27メディア: コミック購入: 27人 クリック: 502回この商品を含むブログ (753件) を見る このでは、『よつばと!』を「終わらな

     『よつばと!』は終わらない夏休みか。 - Something Orange
    mon-sun
    mon-sun 2008/01/21
    よつばとは終らない夏休みの中の終わりのある一日の集積かな。よつばと帯文は「おわらない夏のおわり」となっている
  •  『攻殻』から『精霊』へ。神山アニメの変遷。 - Something Orange

    NHK衛星第二で放映されている『精霊の守り人』がいよいよクライマックスに突入している。 冬を過ぎ、春を迎え、ヨゴ国の第二皇子チャグムに宿った精霊の卵は孵ろうとしていた。 ヨゴ王宮に遺された石版によると、精霊の卵が孵るのは「宴の地」と呼ばれる場所。卵を狙い異世界から襲いかかってくる「卵い」の怪物を阻止するため、女用心棒バルサとヨゴの軍勢、そしてヨゴの「狩人」たちが集結する! のこすはあと2話。ラルンガとバルサたちの最後のたたかいは間近だ。 さて、この作品を見ていて、ヨゴ国の者たちの身勝手とも思える行動に腹を立てたひとは少なくないだろう。 かれらはチャグムの体内に精霊の卵が宿ったことを知ると、王室の権威を守るため、かれを暗殺しようとする。 そしてひとたびその精霊がこの国に害をなすものではないと知ると、今度はバルサの手からかれを取り返し、自分たちの手で守ろうとするのである。 そのあいだ、チャグ

     『攻殻』から『精霊』へ。神山アニメの変遷。 - Something Orange
    mon-sun
    mon-sun 2007/09/15
    最終回が楽しみだ。あと、攻殻は初監督ではなかったような。
  •  『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange

    『時かけ』を見ると憂になるというひとがいる。ぼくにはわからない感覚である。 近頃気づいたのだけれど、ぼくにはひとがうらやましいとか妬ましいという気持ちが欠けているようだ。どんなを読んでも、映画を見ても、そんなことを思ったことがない。 ぼくの青春だってべつに明るくはなかった。いまとおなじように、ひたすら図書館からを借り出し、読んで過ごしただけの、灰色の季節。 でも、いまになって思えば、そんなに悪いものじゃなかったと思っている。ひどいこともあった。辛いこともあった。でも、それもまた思い出。 真琴たちには真琴たちの時間があり、ぼくにはぼくの時間がある。それでいいと、いまは思う。 そもそも、人間の人生は、ひと通りの尺度で測れるようなものじゃない。女の子にかこまれて、明るく笑って過ごせたら、それが「正しい青春」で、友達も恋人もなく、悩んだり苦しんだりして過ごしたら、「間違えた青春」だとは思わな

     『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange
    mon-sun
    mon-sun 2007/07/24
  • Something Orange - ファンタジィに外来語を出すことはありか?

    過去に何度か書いているが、アニメ版『精霊の守り人』が素晴らしい。 監督は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治。原作は文化人類学者でもある上橋菜穂子。 原作小説も出色の出来ではあるが、アニメ版はその原作を解体し、再構成し、まったく新しい『精霊の守り人』を生み出している。 『攻殻』が好きなひとも、原作が好きなひとも、そのどちらも知らないひとも、ぜひ見逃さないでほしい。これほど1話ぶんの放送が短く感じられる作品はめったにない。 さて、この作品、過去の日中国などを思わせるアジア風の異世界が舞台でありながら、「メンテナンス」「フォーメイション」などの外来語が登場する。 ごくあたりまえの台詞のなかに、何気なく、いや、何気なさを装って、そういった言葉が出てくるのである。 これらの言葉は原作小説には登場しない。アニメオリジナルの言い回しである。普通なら、「補修」とか「陣形」

    Something Orange - ファンタジィに外来語を出すことはありか?
  •  ライトノベルの挿絵は劣化したのか? - Something Orange

    って、こういうタイトルで文章を書いたりすると、最近のライトノベルを読んでいる人々に怒られそうなんだけど、それでも一言言いたいので(つーか、二言にも三言にもなりそう)、言わせてもらう。 まあ単刀直入に言うと「絵師、ヘタじゃない?」ってこと。文章とかそういうのは流行り廃りがあるだろうから、老年になった自分がいちいち難癖つけるのは間違ってると思うから、ライトノベルの内容については触れない。そもそも、ライトノベルってのが最近は多様化してきて、その定義を語るだけでもかなりの分量になってしまう。そういう面倒なことは避けたいので絵師だけの話をする。 繰り返すけど、ライトノベルの表紙を飾ってる絵師の絵のレベルが総じて低くなっているように感じているのは自分だけなんでしょうか。まず、基的なデッサンがなってないというか、これを当に流通させていいのか、ってレベルのイラストがある。そして、何と行っても没個性化が

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    mon-sun
    mon-sun 2007/05/29
    確かにそういう気持ちになることがあるがよい作品に出会った瞬間に忘れてるね
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