ご質問の回答ですが、理由は特別なことではなく、 広告費と販促費、それぞれの概念をその企業がどう 設定しているかによります。 これまでは、広告宣伝費と言えば、「メディアを使って 不特定多数にドカンとリーチするための費用」でした。 テレビだろうが雑誌だろうが看板だろうがネットだろう がリーチすることが広告宣伝の目的。 一方、販促費と言えば、販売を促進するために費用です から、当然、それによって何個売れたかが明確に図られ るものになります。 言ってしまえば、ホントに旧型の論理ではありますが、 まだまだ多くの企業がこの論理で動いていますから、 景気が悪くなり、「無駄な金は使うな!」となると、 まずは広告宣伝費を削減する、という傾向が見られます。 一方で、原材料費などのコストが増え、消費が冷えて 販売価格を下げざるを得なくなり、結果として販売個数 は絶対的に増やさなければならなくなります。 その結果