奈良県三郷町の会場で11日に実施された2008年度の第2回一般用医薬品登録販売者試験で、置き薬販売業の男性(54)=大阪府豊中市=が息子(20)の替え玉として受験していたと、同県が13日、発表した。男性はパーマを掛けて臨んだが、会場で試験官に見破られた。 男性は息子に内緒で受験の申し込みをしており、「(男性の会社に勤めている)息子に資格を取らせたかった」と話しているという。 【関連ニュース】 ・ 国家試験で替え玉受験=資格学校責任者ら逮捕 ・ 高卒認定、合格データ消失=316人分修復へ ・ 入試結果操作で不合格=暴力事件で退学、再受験の生徒 ・ 179人が合格=国家公務員の再チャレンジ試験 ・ 元指揮者を起訴=裏口入学持ち掛け現金詐取