ここしばらくのマンガ界隈の話題で、最も驚いたことの一つが夢使いのアニメ化でありました。連載が終わった作品がなぜ、というのもありますが、ぶっちゃけ一般的に見ればマイナーなアフタヌーンの中でも、さらに知名度の低い部類の作品だと思っていましたので。 ともあれ、夢使いアニメ化記念ということで、世界観を同じくする先行作品、「ディスコミュニケーション」を紹介したいと思います。 「ディスコミュニケーション」は植芝理一さんの初連載作品。「わからないから好きになる」が合言葉の不思議恋愛マンガです(笑) 無印13巻+学園編1巻+精霊編3巻の計17巻で、2巻ラストから8巻までの一連のエピソードは冥界編と名づけられています。9巻~13巻と学園編は、学校を舞台にした短編エピソードですが、なぜ1冊だけ学園編なのかは謎です。精霊編の3巻は、がらりと変わって「夢使い」と名乗る姉妹が重要なキャラクターとして登場、この姉妹が