全国でオタマジャクシや小魚の“落下騒動”が続く中、福島県会津若松市材木町の自動車販売店でナマズが見つかっていたことが25日、分かった。店の従業員は「空から降って来たとしか考えられない」と驚いている。 従業員の佐藤昌晃さん(30)によると、23日午前10時半ごろ、別の従業員(63)が「ダーン」という大きな音を聞いた。外の展示スペースにあった軽ワゴン車の左側面に、ずり落ちたようなぬめりと泥の跡が付いており、地面に体長約35センチのナマズ1匹が落ちていた。 ナマズがいるような大きな川は近くになく、子どもたちのいたずらとも考えにくいとしている。当時は晴れており、風はなかったという。 佐藤さんは「鳥の仕業と思うが、まさかうちにナマズが降って来るとは」と話している。