台風19号による大雨で、茨城県内を流れる那珂(なか)川での氾濫発生を国土交通省常陸(ひたち)河川国道事務所や水戸地方気象台が把握していたにも関わらず、警戒レベル5相当の氾濫発生情報が出ていないことが17日、関係者への取材で分かった。堤防が決壊した国管理の7河川のうち氾濫発生情報が出ていないのは那珂川だけ。職員が現地確認できないという理由で情報が出せなかったとみられる。所管する関東地方整備局は検証に乗り出した。 【写真で見る】樹齢1000年、天然記念物のケヤキ折れる 那珂川は茨城県那珂市と常陸大宮市の計3カ所で堤防が決壊し、同市で465世帯が床上浸水。水戸市など数カ所でも氾濫し、同市では最大約7メートル超の浸水が生じた可能性がある。 大河川の水防情報は「指定河川洪水予報」として国や都道府県など河川管理者と気象庁が共同で発表。水位の上昇に応じて氾濫注意情報、氾濫警戒情報、氾濫危険情報の順に警戒
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く