楽々ライティング講座|Lesson2--「2灯ライティングの基礎」 どこにでもある事務所の壁で撮影 ここでは、ごく一般的な事務所の壁で撮影することを想定した作例をご紹介します。たいていの事務所は白い壁で、床は木目や灰色系のカーペットではないでしょうか? そんな条件下で、「コンパクトスタジオキット以外に何も用意せずに、そこそこのクオリティに写したい!」という場合、まずはこのライティングで撮影してみましょう。 2灯ともフロントトップで使用する 2灯とも、カメラマンの頭上に設置(下の撮影風景写真参照)。とても簡単なライティングですが、コンパクトスタジオキットの光量があれば、この状況でも主被写体(モデル)のディテールは表現できてしまいます。拡大してみても、瞳にはきれいなキャッチライトが入り、肌や洋服の質感も表現できています。 【注1】キャッチライトとは? キャッチライトは瞳に入る輝きのことで、人物