ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (3)

  • 石橋湛山の外交戦略by姜 克實

    いま早稲田大学で経済学研究(文化経済学)の講義を今年限定で行っている。前回は、ニコニコ生動画で津田大介さんの司会の番組に出たときの様子を講義で流した。ニコニコ生動画を講義で流すのはあまりないのかもしれない。自宅に帰ってTwitterをみたらその津田さんの新刊が評判のようである。立ち読みして驚いたのは、これはすぐれた産業論であり、サブカルチャーを経済的視点で扱った稀有な書だということだ。 まず世界的な音楽産業を経済学的に扱う上で、よく知られたホットイシューがある。文化経済学学会の会長Ruth Toeseが講演でいうように、文化経済学は長年、著作権の問題を正面きって扱ってなかったという。書でもこの著作権について非常に見通しのいい展望が語られていて、今後、日音楽産業を経済的、文化的な側面から考察する際のよき指標になるだろう。 これも文化経済学やコンテンツ産業論などでは早くから注目されて

    石橋湛山の外交戦略by姜 克實
    monaken
    monaken 2010/11/14
    「優れた音楽産業論:津田大介・牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』」買ってみようかな
  • 上念司『日本は破産しない!』 - Economics Lovers Live

    政府の負債ゆえ「国家破産」を唱えるさまざまな妄説のたぐいをわかりやすく論駁していて一気に読める。日がアルゼンチンやギリシャのように「財政破たん」するという論者には、アルゼンチンとギリシャの経済体制の違いから詳細に語りおこし、その認識の間違いを指摘しているところは特に必読だろう。 また「人口減少している国はデフレ」という最近流行のトンデモ経済学にも書は(まだいい足りないところは最近の上念さんのTwitterがフォローしている)批判していてすっきりした見通しを与えてくれる。 そもそも国のバランスシートをみたときに、なぜ負債側だけが誇張されるのか、そのおかしな宣伝(財務省発だがいっこうにあらためる気配はない)を徹底的に暴き、日の財政をバランスシート的観点から客観的にみていることもわかりやすいだろう。 また日の財政の維持可能性を高めるには、まずは現状のデフレを克服することが重要であり、

    上念司『日本は破産しない!』 - Economics Lovers Live
  • クルーグマン先生、へんに謝ると、奇抜な人たちを喜ばすだけでは? - Economics Lovers Live

    ここ数時間、なんかアクセス数が増えている。ああ、たぶん読売の配信したニュースが関心をひきつけて、ついでに僕のブログをみる人も増えたんだろう。その記事のタイトルだけをみると、あたかもクルーグマン先生が、日の政策当局や日銀行にごめんなさいをしているように思える。 しかし、記事がどんなソースをふまえているのかわからないが、その記事をよめば、「アメリカも日と似たような政策を辿ってて、おまけに失業率はもっと高いから」、たぶんアメリカは(失われた10年時の)日銀行や日政府よりももっとジャンクで創造的マネジメントに欠けてます、と言外にいいたいのかもしれない。 それはクルーグマン先生のいままでのアメリカ悲観論にそうものでしょう(その点についてはここでふれた)。でも別なところで書いているように(『Voice』や最近著の中)、日銀行がいまだにインタゲをとればいいのにそうしないのが「悩み」、日銀行

    クルーグマン先生、へんに謝ると、奇抜な人たちを喜ばすだけでは? - Economics Lovers Live
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