台湾・蘋果日報は2日、国慶節の大型連休が1日に始まった中国本土の観光事情について、本土の中国旅遊研究院が26日発表した「2015中国観光業発展報告」にて5億人超の観光客数を見込んでいることが明らかになったと報じた。 報告は、本土の観光客数や観光収入は増加を続けているとし、今年の国慶節大型連休中に本土を旅行する観光客数が延べ5億人を突破すると予測。最も人気の高い観光地は三亜、北京、アモイ、九寨溝、西安で、中でも1位の三亜は2位北京の2倍の観光客が見込まれるとした。 また、今年は9月27日からの中秋節連休と連結して最大16連休というケースもあり、本土では4日間以上の中長距離旅行が主力となっているとのことである。 自由旅行の目的地トップ10のうち、三亜、アモイ、広州、青島、大連は1カ所滞在の観光が多いという。観光スポットで最も人気があるのは、故宮、黄山、九寨溝だ。 (編集翻訳 城山俊樹)