5月25日の「IBM Watson Summit 2016」基調講演では、国内におけるWatsonのビジネス活用事例が多数紹介され、IBMのコグニティブソリューションがすでに“実用段階”にあることを強くアピールした。 (左から)日本IBM グローバル・ビジネス・サービス事業 ビジネス・コンサルティング担当の池田和明氏、富士重工業 取締役専務執行役員の武藤直人氏、かんぽ生命保険 執行役の廣中恭明氏、東京大学医科学研究所 教授 理学博士 ヒトゲノム解析センター長の宮野悟氏、日本IBM 執行役員 ワトソン事業部長の吉崎敏文氏 ソフトバンクの業務システムにおけるWatson活用を紹介した前編に続き、本稿後編では、富士重工業(スバル)、かんぽ生命保険、東京大学医科学研究所において現在取り組まれているWatson活用が語られたパネルディスカッションの模様をお届けする。 スバル:「アイサイト」自動運転を