不動産を売却した際には、一定の利益が発生することがあります。この利益のことを「譲渡所得」といい、譲渡所得に対しては「所得税」が課税されることになります。 今回は、不動産売却時における譲渡所得とはどのような内容なのか、その計算方法や減税方法について解説していきます。不動産の売却を行うにあたって税金の知識は重要なため、必ず理解しておくことをおすすめします。 不動産売却における譲渡所得とは 譲渡所得とは、建物や土地などの不動産を売却した際に発生する利益(所得)のことをいいます。 また、発生した譲渡所得に対して課される税金のことを「譲渡所得税」といいます。 譲渡所得税は、売却の対象となる不動産が利益目的でないマイホーム売却であっても、利益が発生すれば確定申告を行い納税しなければならない税金です。 譲渡所得の計算方法は、次のような計算式で行われます。 譲渡所得 = 譲渡価格 - (取得費 + 譲渡費