一般に次元は直線・平面・空間・時間の4つが存在していると言われており、現代物理学では、M理論が11次元、超ひも理論が10次元まで存在すると予想しているが、名門英ロンドン大学クイーン・メアリー校で教鞭を取る天文学者バーナード・カー教授は、 “意識と繋がった非物質的な次元”も存在すると主張しているという。2月16日付の英紙「Express」が伝えている。 ■幽霊を科学する新パラダイムの登場 カー教授によると、それぞれの次元はヒエラルキー構造をしており、我々が認識できる次元は最下層に過ぎず、これまで物理学が提唱してきた11次元なども、精神とかかわるより高い次元から見れば下層次元に過ぎないそうだ。それでは、教授が主張する高次元とはどのようなものなのだろうか? 2003年に開かれたコンピューティング国際会議「Euro-PAR conference」のアブストラクトを参考に詳細を見ていこう。 教授はま