楽器を開発し、製品化するのはヤマハやローランド、コルグ……といった大きいメーカーがすること、という概念が最近、急に変わってきています。iPadのシンセアプリに代表されるソフトウェアの楽器が個人によって企画、開発されているだけでなく、ハードウェアの電子楽器でも個人発、ミニ企業発というものが登場してくるようになりました。 今回紹介するVOCALOOPもその一つ。ヤマハからスピンアウトしたエンジニア、加々見翔太さんが開発するVOCALOOPは、日本語ボーカル・ループシーケンサ・ガジェット。以前紹介したボーカロイドのハードウェア、eVY1シールドをコアにしたシステムとして、現在製品化を目指しているとのこと。そのプロトタイプともいえるソフトウェアを無料で公開しており、eVY1シールドを持っていれば、VOCALOOPの面白さをすぐに体験できます。さらには間もなく発売される学研のポケット・ミクでも利用で