7月22日は、日本の陸地で46年ぶりに皆既日食が観測できる日。奄美大島北部やトカラ列島、屋久島、種子島南部などの皆既日食帯以外の地域でも、太陽がかなり大きくかける部分日食が見られる。東京でも、食分(太陽が欠ける深さ)が0.749と、約4分の3(74.9%)が月に隠れる深い部分日食になるため、当日の観測を楽しみにしている人も多いだろう。 しかし、くしくも7月22日は「ワイヤレスジャパン2009」の会幕初日。通信業界関係者は、なかなかのんびり観測というわけには行かないだろう(東京ビッグサイトは見晴らしがいいので、屋外にさえ出られれば十分観測はできそうだが)。かくいう筆者も、おそらく取材中のためリアルタイムにこの日食を楽しむのは難しそうだ。ちなみに東京で食が始まるのは9時55分33秒からで、最も大きく太陽が隠れるのが11時12分58秒、そして12時30分20秒に食が終わる。 今回は「本当は休みを