千葉県の森田健作知事が自民党に所属しながら「無所属」で知事選の選挙活動をしたことは公職選挙法違反(虚偽事項の公表)に当たるとして市民から刑事告発された問題で、森田知事は16日、就任後初の定例記者会見で「適切に法にのっとって戦った。刑事罰に相当することは一切ない」との考えを示した。 「完全無所属」をうたいながら自民党支部長を務めていたことには「政党の支援も推薦も受けずに戦った。誤解して投票した人がいるとしたら残念」との考えを示した。
◇「裁量権乱用で違法」--高裁判決 都立七生(ななお)養護学校(日野市、現七生特別支援学校)の金崎満・元校長(61)が、都教委から受けた停職1カ月の懲戒処分と教諭への降格処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は9日、請求を認めた1審・東京地裁判決(08年2月)を支持し、都の控訴を棄却した。大谷禎男裁判長は「処分は裁量権の乱用で違法」と指摘した。 金崎元校長は異動後の03年9月、「適切な学級編制をせず、不正な教員配置を受けた」などとして処分されたが、高裁は1審と同様に「不適正な学級編制をした事実は認められない」と認定した。 七生養護学校は、性器の名称が入った歌を用いるなどの性教育が03年7月の都議会で問題視され、都教委が調査していた。金崎元校長は「性教育を問題にしながら、別件を理由にした不当な処分」と主張したが、この点について高裁は1審に続き判断しなかった。 判決後に会見した金崎
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