2011年12月14日に開催された「スマートフォン&タブレット2011 冬」の「アプリ開発」セッションでは、Appcelerator, Incの増井雄一郎氏が登壇。JavaScriptを用いることでiOSとAndroidに対応するマルチプラットフォーム開発が可能な「Titanium Mobile」について紹介した。 クロスプラットフォームアプリとして、増井氏はHTML5を利用したアプリについて言及した。HTML5は進化途上で、そのスピードが遅いこと、ブラウザー上での動作には限界があること、AppStoreなどのマーケットに載せられないことなどについて指摘した。 ただしiOS向けの開発に必要なObjective Cは使い回しがきかず、「3年くらい書いていたが、書くのがつらい言語」という増井氏。だがクロスプラットフォーム開発環境である「Titanium Mobile(タイタニウム・モバイル)」