ビックカメラが1月10日に発表した月次売上の報告によれば、昨年12月の売上高は前年比1.2倍に伸びた。モバイル決済サービス「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」の影響があり、特にPC、ゲーム関連商品の売上が大きく伸長したという。 同キャンペーンは、PayPayの支払額の20%か、一定確率で全額をPayPayの残高として還元するという内容だった。PayPayの対象店舗の中でも高額商品を取り扱うビックカメラでは、キャンペーン開始日から客が殺到していた。 同日、ビックカメラが発表した2018年9月~18年11月の連結業績は、売上高が1970億円(前年同期比4.5%増)、営業利益が28億円(同5.1%減)、純利益が19億円(同2.4%減)だった。 関連記事 PayPayの不正利用、どう防ぐ? 狙われるのは“ポイント付与”の1月か 認証セキュリティ企業の担当者が、PayPayの不正利