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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (87)

  • 入社試験有料化の次に来る危険なワナ - Chikirinの日記

    12月1日の就職活動解禁日に、ニコニコ生放送などを運営するドワンゴ(グループ)が、新卒の入社試験に受験料を課すとしたことが話題となり、(ほぼ同内容を提案していた)私の一年前のエントリもあらためて注目を集めました。 → ドワンゴ採用ページ 受験料の 2525円は「ニコニコ円」ってことですね。 → 昨年のあたしの提案=「就活市場を一発で適正化できるミラクル解決法」 今回のドワンゴの新方針にはもちろん賛成だし、その結果を踏まえて、来年からは追随する企業が少しでも増えたらいいなと思います。 ★★★ 私の感覚では、こういう「受験料をとって、応募者を気の人だけに絞るべき企業」=「現時点で、あまりにも多くの”憧れだけ応募者”、“とりあえず応募者”を集めてしまっている企業」は、ざっくり 1000社以内です。 (参考数字:東証上場&新興市場での株式公開企業数は約 3400社) この1000社の中には、P&

    入社試験有料化の次に来る危険なワナ - Chikirinの日記
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    monochrome_K2 2013/12/02
    今回のドワンゴの試みが就活の在り方を変えるキッカケになれば良いと思う。ただ上手く言った時に他社も右へならえみたいになるのはどうかと思うが
  • 「AともいえるがBともいえる」とか言う人の役立たなさ - Chikirinの日記

    私はブログやツイッターでしばしば「あたしの意見はこうだ!」と強く表明します。 それに対して、賛否両論いろんな意見が寄せられるわけですが、そのうち一番つまらないと思うのが、 「そういう場合もあるけど、違う場合もある」 とか 「人それぞれだと思う」 「一概には言えないはず」 みたいな反応です。 私が「Aだ!」といったとき、「いや違う、Bだ!」と言える人は、自分のアタマで考えてます。単に結論が違うだけ。 でも、たいていの人はそこまで言えません。 「何も考えていないが、とにかくなんらか反対したい!」という人は、あたしが「Aだ!」と言った時、「いや、Aではない!」としか言えないんです。 いわゆる「批判と否定しかできない人」ですね。自分の意見が無いから、他者の意見を否定するしかない。 これもかなり恥ずかしいよねと思うけど、それでも下記に比べたらまだマシです。 一番つまらないのは、 「Aともいえるが、B

    「AともいえるがBともいえる」とか言う人の役立たなさ - Chikirinの日記
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    monochrome_K2 2013/11/23
    人間である限りそういう人は絶対にいなくならないのにこんなこと書いても役に立たないと思う
  • これ以上、女性の人生を計画的にしてどーすんだか - Chikirinの日記

    少子化対策として「女性手帳」を作って、若い女性に持たせようという話がでています。 政府は7日、少子化対策を議論する作業部会「少子化危機突破タスクフォース」(座長・佐藤博樹東大大学院教授)の会合を開き、 晩婚化や晩産化が進む中、若い世代の女性向けに妊娠・出産の知識や情報を盛り込んだ「女性手帳」(仮称)の導入を議論、委員からは異論などは出なかった。 女性手帳は「妊娠や出産の適齢期を知らない人が多い」との指摘を踏まえて検討されたもので、女性の将来設計に役立ててもらうのが狙い。 作業部会の下で具体的な妊娠・出産支援対策を討議してきたサブチームが導入を提案した。 (共同通信の元記事より抜粋、一部を赤字にしたのはちきりんです) 「妊娠には適齢期がある」ということは、もっと広く知られるべきでしょう。 ですが、この案にはやっぱり「なんで女性だけ?」と思えます。 そもそも「少子化は、女性が将来設計をきちんと

    これ以上、女性の人生を計画的にしてどーすんだか - Chikirinの日記
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    monochrome_K2 2013/05/12
    確かに逆ですね。その通りです
  • 自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記

    まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい

    自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記
  • 恵まれた人々、まとわりつく人々 - Chikirinの日記

    今に始まったことではないけれど、才能にしろ財産にしろ容姿にしろ、圧倒的に恵まれている人のところには、“いいコトと悪いこと”が、両面セットでやってきます。 華原朋美さんが(また)復帰したと芸能ニュースになっていたけど、絶頂であった1996年の紅白で I'm proud を熱唱してから17年、最初の“休養”からでも既に14年です。 その間、バラエティ番組でいじられたり、事務所を転々として復帰と休養を繰り返すなど、いろんな人が彼女に関わり続けました。 もしも彼女が何も持っていなければ、すなわち“利用価値”が無ければ、最初の挫折の後、普通に誰かと結婚して、穏やかに暮らしていたかもと思います。 Super Best Singles~10th Anniversary アーティスト:華原朋美Nbcユニバーサル エンターテイメントAmazon でもそうは問屋が卸さない。世の中は、“利用価値“のある人を放っ

    恵まれた人々、まとわりつく人々 - Chikirinの日記
  • はてな訪問 - Chikirinの日記

    はてな”に遊びに行ってきました。“はてな”というのは、私がこの「Chikirinの日記」を書くのに使っているブログサービスを運営している会社です。 下記がこのサイトのURLですが、hatena って文字が入ってますよね。この会社です。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ はてなは京都で創業され、今も社は京都なのですが、最近、東京でもオフィスを(再)オープンされたということで、遊びに行っていきました。南青山のこじんまりしたビルの3Fにあります。 入り口には、見慣れたマークが! はてなオフィスの内装はナチュラル&シンプル系です。そういえば先月はmixiを訪問し、先々月はGoogleランチを頂いてきたのですが、オフィスデザインにはそれぞれ個性があって興味深いですね。 このロゴの下に受付電話があったので、「あのー、ちきりんと申します。近藤社長とお約束をいただいてる

    はてな訪問 - Chikirinの日記
  • 家電業界が誇る経営軽視の歴史 - Chikirinの日記

    シャープ、パナソニック、ソニーと、今は亡き三洋電機に続き、日を代表する家電メーカーが揃って大変な状況に陥っています。今日は、彼らがここまで落ちてきた歴史について、まとめておきましょう。 1.流通に価格決定権を明け渡し、その状態を放置した 振り返れば家電各社の凋落は、20年以上前、いわゆる量販店に価格決定権を握られ、その状況を長らく放置してきたことから始まっています。 その昔、家電製品の大幅な値引き販売をするダイエーに怒ったパナソニック(当時は松下)が、ダイエーへの商品供給をストップするという事件もありました。けれど全体としては、メーカーは量販店の販売力の巨大さにひれ伏し、主力商品の価格決定権を易々と流通に明け渡してしまいました。 この時から、商品が飛ぶように売れても、そこから厚い利益を得て、次の画期的商品の開発原資とする、というサイクルが回らなくなったのです。 流通に価格決定権を握られな

    家電業界が誇る経営軽視の歴史 - Chikirinの日記
  • 生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう? - Chikirinの日記

    人気芸人さんの母親が生活保護を受給していたことが問題視されて以来、生活保護に関するメディアの報道が目立ちます。 生活保護は受給人数や支給総額も増える一方で、制度的に“もうモタない感”もあり、 様々な人が現行制度の問題を指摘、様々な制度改革案も噴出し、まさに国民的議論の様相を呈しています。 直近の発表では、受給人数は 210万人らしいので、人口の 1.65%、だいたい国民の 60人に一人が生活保護を受けている計算です。 総額は 2012年の支給総額予想が約 3兆 7千億円。現在の消費税収入が約 10兆円なので、その 4割弱にあたる規模です。 で、この件に関してのちきりんの提案は、ずばり 「生活保護以外の社会福祉制度は全廃すべし!」  です。 読み間違えないようにね。生活保護制度の全廃ではなく、生活保護制度以外、全廃です。 生活保護制度以外の社会福祉って何だよ? というと・・・、 ・公的年金

    生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう? - Chikirinの日記
  • 大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記

    高度成長期以来つい最近まで(大半の人にとっては今も?)、大企業(公務員含む)に入社し、ずっとそこにいるというのは「合理的に考えて一番トク」な道だったと思います。 ・金銭的な報酬が圧倒的に高い。(給与も退職金も企業年金も) ・磐石に安定してる(大企業だという理由で政府や銀行が潰さない) ・雇用も守られているし(日解雇規制が存在するのは日系の大企業だけ) ・仕事おもしろい(名刺力も抜群、資力も大きい) ・加えて様々なチャンスがあり(海外勤務とか大きなプロジェクトなど) ・世間の評価も圧倒的に高く(合コン市場や親戚間において) ・成長機会も多いし(留学や研修などの制度が充実) ・福利厚生も充実してる と、いいコト尽くめです。これじゃあ起業したりベンチャーや中小企業に行くより、大企業を目指すのが「合理的に正しい選択」だと、ちきりんでさえ思います。 しかしながら最近、そういった大企業にいった

    大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記
  • 優秀な技術者を「一円も価値を生まないセクター」に幽閉する愚行 - Chikirinの日記

    パナソニック、ソニー、シャープなど日を代表する家電メーカーの深刻な業績不振が発表されています。 昨年は、天災・原発事故、タイの洪水、ユーロ危機や円高と、外部環境に突発的な悪条件が重なっており、すべてが経営責任だという気はありません。 けれどもう少し長い視点でみれば、「実質的にはずっと前に終わっていて、リーマンショックによってトドメをさされた事業が、政府から補助金をもらったり(エコポイント)、地デジ移行という一時的な外部環境(好条件)のために、数年だけ小康状態を保てていた」とも言えます。 「ソニーのテレビ事業が 8年赤字」と聞けば、誰でも「そんなに長い期間、赤字をたれながしている責任は誰がとってるの?」とも思うし、「これでまだ(なんの具体策もなしに)テレビは重要商品だから撤退はない」とか言い切れるって、すごい余裕だな」とも感じるでしょう。 でも、ちきりんが最も深刻な問題だと思うのは、そこで

    優秀な技術者を「一円も価値を生まないセクター」に幽閉する愚行 - Chikirinの日記
  • 今年のキーワードは「見限る」 - Chikirinの日記

    年末に取材を受けたプレジデント誌 2012年 1/2号 で「今年のキーワード」を教えてくださいと言われ、ちきりんは「見限る」と答えました。 昨年来、多くの人がいろんなものを“見限り始めた”と感じたからです。 日人は世界で稀なほど“お上”や“権威あるメディア”への信頼度が高い国民ですが、昨年起こった福島の原発事故を経て、いよいよそれらを「見限った」人も多いでしょう。 将来、他の原発で何か起こった時、政府やNHKが「爆発はしません!」「メルトダウンなんてありえません!」、「直ちに健康に影響はありません!」と連呼しても、それを素直に信じる人は相当少なくなりそうです。 原発事故は、霞ヶ関、永田町、そして経団連を含めた既存の政治体制、日の権力当事者に対する不信感も大きく増幅させました。 それにしても、原発事故が起こった時、リーダーシップの“リの字”も見せなかった監督官庁、経済産業省にはあきれまし

  • 世界は分断されている - Chikirinの日記

    最近、世の中って分断されてるよねーと思うことが多い。 (1)平日の昼間に美術の企画展などに行くと「高齢者&女性」しかいない。びっくりするほど「働き盛りの男性」がいない。今までいた場所の“裏面”を見てる気がする。 (2)渋谷に行くと「この国はめっちゃ若いな」と思い、ニコタマ(二子玉川)に行くと「世の中の女性はみんな専業主婦なの?」と思い、郊外の住宅地に行くとあまりの高齢者比率の高さに「どう考えても移民が必要でしょ?」って思う。 (3)大手町や丸ノ内に行くと、男の人がみんなダークスーツ着てて驚く。青山や表参道辺りに行くと「ビジネススーツって禁止なの?」って思う。 (4)去年の末まで(働いている間は)、毎日何十英語のメールを読んだり書いたりしてたのに、今年一年で、ちきりんが書いた英語のメールは多分3。 以前は当然のように毎日英語で話してたけど、この一年で英語で話したのは海外旅行をのぞくと

    世界は分断されている - Chikirinの日記
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    monochrome_K2 2011/12/21
    単なる棲み分けという意見が多いけど、多種多様の選択がある中でこれだけの偏りがあることは普通じゃないような気がする
  • リピートがすべて - Chikirinの日記

    最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に

    リピートがすべて - Chikirinの日記
  • 「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が問われる時代へ - Chikirinの日記

    BLOGOSというサイトをご存じでしょうか。 2年前に開設されたネット・メディア、オピニオンブログのポータル・サイトで、多くの個人ブログとオリジナル記事によって世の中のニュースを伝えています。ちきりんのブログエントリも、その多くが BLOGOSに転載されています。 昨日、第一回 BLOGOS AWARD 2011 というイベントが開かれ、部門ごとに 6つのブログが賞を受賞しました。その中で、この「Chikirinの日記」は、“大賞”を受賞しました。 大賞の受賞理由として、「著書を出版したり、大手メディアでの連載を持つなど、多くのブロガーにとって、ひとつのロールモデルになったこと、また、オピニオンブログの地位向上に多大な貢献をされたこと」とか、「匿名でありながら非常に信頼感があるエントリー」などと言っていただけ、とても感激しました。 これもすべて継続的にちきりんの日記を読んでくださっている皆

    「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が問われる時代へ - Chikirinの日記
  • 今、私たちが読むべき本 - Chikirinの日記

    ちきりんは大きな選挙がある日は夜の予定をいれません。余程のことがないかぎり、家で選挙特番をみるようにしています。昨日も早めの夕を済ませて20時にテレビのスイッチをNHKに合せました。 そしたら大河ドラマをやっていてびっくりしました。驚いて他のチャンネルを見てみましたが、地上波はどこも選挙報道をやっていません。 国政選挙の場合、NHKはもちろん地上波の大半の局が投票締め切り直後から選挙特番を始めます。なぜ昨日は一切そういうことがなかったのでしょう? テレビ局は「今回の選挙は地方首長選であり、国政選挙ほど重要ではない」と判断したのでしょうか? これは、最もいい方に解釈した場合の理由です。実際には彼らは、「社内規定で、“国政選挙は特番”、“地方選挙は速報&ニュースでカバー”と決まってるんで」的に、なんの判断もせず「今回は地方選だから特番無し」と決めたのでしょう。 その後テレビを諦めてネットを探

  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
  • 「TPP」より 「11月27日」 - Chikirinの日記

    この、第一章で堺屋太一さんが「日の現状をどうみるか」と、「今、日に必要な改革とは何か」について書いていらっしゃいます。ちきりんはこの章を読んですぐにを閉じてしまいました。 今の日の問題とその処方箋があまりにキレイに言葉にされていたので、軽くショックを受けたからです。なんでこういう意見を知識としてから得る前に、自分のアタマで考えられないのか、絶望とまでは言わないけれど、「あああ」と思えてしまいました。 あたしって『自分のアタマで考えよう』ってを出したばかりなんじゃなかったっけ? 体制維新――大阪都 (文春新書) 作者: 橋下 徹,堺屋 太一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 338回この商品を含むブログ (99件) を見る ちきりんは2年半前にも「3つの偽り」by 堺屋太一氏というエントリで、堺屋氏がもつ社会への洞

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    monochrome_K2 2011/11/16
    確かに、大阪国の誕生はビッグイベントですね
  • インプットか、それともアウトプットか - Chikirinの日記

    先日ライフネット生命保険の出口社長とお会いした際、「インプット重視か、アウトプット重視か」ということについて議論したので、その件について書いておきます。 以前より出口社長は講演や著作の中で、「とにかくたくさんインプットすべき!」と強調されています。 私が対談させて頂いた講演会のプレゼンでも、「極論すればアウトプットなんてどうでもいい。とにかくインプットをしなさい。」と言われていて、控え室でモニターを見ていたちきりんは「およよ」(←古すぎ・・)と思いました。 というのも、私は圧倒的に「アウトプット重視派」で、 前著『ゆるく考えよう』の中でも「インプットだけでアウトプットのない人なんて、いてもいなくても世界はなにひとつ変わらない。世の中へのインパクトはゼロ!」と言い切っており、 「どんなに稚拙でもいいから、まずアウトプットすべき。アウトプットして初めて、人は何をインプットすべきかがわかるし、イ

    インプットか、それともアウトプットか - Chikirinの日記
  • 日本で一番すごい美術館 - Chikirinの日記

    ちきりんは美術館や博物館巡りが大好きです。 海外の美術館、国内の企画展などにもよく出かけるのですが、今日は、「日で一番すごい美術館はどこだと思うか?」と問われたら、きっとココだと思うよ!という美術館のご紹介です。 それは・・・ 徳島県鳴門市にある、大塚国際美術館です。 “徳島県の大塚”と聞けばピンとくる方も多いでしょう。ポカリスエット、ボンカレーなどで有名な大塚品、大塚製薬などを擁する大塚グループが作った美術館です。 一族総出で超優良グループ企業を経営している大塚家。創業者一族の富は膨大な額でしょう。 しかもそのお金を(東京ではなく)徳島で使うわけですから、ものすごい広大な土地が買えちゃっており、大塚国際美術館は驚くほど風光明媚な場所にどどーーーんと立地しています。 そして何よりユニークなのはこの美術館のコンセプトです。 ここには物の絵画はひとつもありません。保有する 2000点に及

    日本で一番すごい美術館 - Chikirinの日記
  • 2011-09-27

    欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。 大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮したか、事細かに聞かれます。 もちろん入社してからも、リーダーシップは主要な評価項目のひとつとなっています。 ところが日ではリーダーシップについて問われる機会はごく限定的。中には「今まで、一度も問われたことがない」という人さえいます。 なので、その概念自体あまりよく理解されていません。 たとえば私が日人からよく受ける質問は、「欧米ではなぜ全員にリーダーシップを求めるのか?」というものです。 質問の意図は、「リーダーシップという、組織を率いるごく少数のトップ人材だけが持っていればいいものを、なぜ欧米の大学や企業は全員に求めるのか?」とか、 「 10人の

    2011-09-27