主にポストプロダクション向けのDAWとして進化してきたSteinbergのNuendo(ヌエンド)。Pro Toolsに対抗する形で着実に実績を伸ばしてきており、映像業界でも広く使われてきている一方、Wwiseとの連携機能を装備することから、ゲーム業界においては、かなり大きなシェアをとっているようです。そのNuendoがNuendo 8からバージョンを1つ飛ばしてNuendo 10となり、4月25日から発売が開始されます。 今回バージョンが1つ飛んだのは、Cubaseと足並みを揃えるのが目的のようで、Cubase Pro 10の上位互換という位置づけになっています。またこれまで実売価格が税抜き19万円だったのが、今回のNuendo 10ではほぼ半額の10万円となり、一般ユーザーでも手の届くところまで下がってきました。Cubase Pro 10が57,000円なので、その差は43,000円。