「紙ロボ」作って元気に 青森のグループが被災児童に贈る 紙ロボのキットを児童に手渡す今村代表(右から2人目)=仙台市宮城野区の中野栄小 青森県内の元県議ら有志でつくる「東日本大震災で被災した子供たちに紙ロボを届ける会」(今村修代表)のメンバーが先日、仙台市宮城野区の中野栄小を訪れ、紙製ロボットの組み立てキットを届けた。 中野栄小と同校に校舎を間借りしている中野小児童らに計830セットを贈った。被災した子どもたちが何かを始めるきっかけにしようと、完成すると高さ約15センチのロボットになるメンバー考案のキットをプレゼントすることにした。 中野栄小6年鈴木夏穂さん(12)と中野小5年佐藤啓太君(10)は「ありがとうございます。作って大事に飾ります」とお礼を述べた。 同会は元県議や模型愛好家ら約10人が5月に設立。今後は岩手や福島各県の小学校にも届ける予定だという。連絡先は今村代表017(7