セブン-イレブン本部と加盟店オーナーの関係悪化は、アメリカでも深刻だ。プライベートブランドの商品を売らなければいけないプレッシャーに、500万円の契約更新料……加盟店オーナーに本部と交渉する余地などない。そんな悲惨な実態を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が伝えた。 アメリカのセブン-イレブンには、冷凍ピザや洗濯用洗剤などプライベートブランド商品がいくつも置いてある。それらは競合他社であるネスレやゲーターレードの商品よりも安いことが多いが、常に買ってもらえるとは限らない。だが、全米9100店舗のほとんどのフランチャイズ加盟店オーナーは、それらの商品も棚に並べなければならないのだ。