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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (16)

  • 妻が出ていった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    が家を出て一週間が過ぎた。理由は姑とのトラブルと推測されるが、検証と気持ちの整理のために日記という体裁でここにまとめておこうと思う。正直いって理由がわからず、不安でたまらず、若干改善が見られていたEDに影響が出かねないので、先達のご意見やご指導を頂戴できれば幸いである。 にとって母との同居は想像以上にストレスフルであったようである。は僕と2人でいるとき時々「楽しいけど息苦しいときもあるよー」と息苦しさの原因を明かさずに漏らしていた。原因が母にあることは想像にかたくない。否、母以外に考えられない。母の無言の重圧。それに尽きると僕は思っている。 たとえば家事。が家を出る直前の我が家の主な家事、炊事、洗濯、掃除を平日は母、休日はが担当していた。母は時折「休みの日にシノちゃんが家事をやってくれて助かるわ」と言い、は「オカーサマが仕切ってる台所や洗濯機を使わせていただき恐縮ですー」と言う

    妻が出ていった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2012/10/15
    なにがあっても君を守るって旦那さんには言って欲しいんです。お姑さんとか世間から。
  • 私の異常な結婚生活 または私は如何にしてウンコを漏らし妻から三行半を突きつけられたか。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    はじめに、月初から体調不良が続いていたことを、言い訳がましく申し上げておく。 あの日、僕は朝からの微熱と頭痛のため、仕事を休んでいた。師走の夕暮れは早い。豆腐屋のラッパが寂しく鳴り響く薄暗闇の廊下で、突然、僕は、激しい便意に襲われた。瞬間メルトダウン。放射状に飛び散ろうとする物質を閉じ込めておくには、ノーマルの僕の肛門括約筋はあまりにも脆弱だった。性体験の乏しさを悔いた。便所に駆け込む時間的余裕も、廊下に即席の便所を拵える精神的余裕もなかった。機転をきかし、即座にジャージのズボンとブリーフをおろして腰をかがめ、天井を仰いだ。神に祈るように。 主は来ませリ。ブツは廊下の真ん中に鎮座しておられた。その逞しくも哀しげな姿は、僕に夕闇を背景に宙の月へ首を伸ばす太古の恐竜の影を想わせた。下痢でなかったこと、下着を汚さなかったこと、その二点は不幸中の幸いであった。むせかえるような異臭と、しん、と耳が痛

    私の異常な結婚生活 または私は如何にしてウンコを漏らし妻から三行半を突きつけられたか。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/12/26
    生理体験したことない男性に生理生理言われると生理でなくてもやだなぁ。「機嫌悪いね。あーわかった生理前か」は最悪にムッカーーーと。あー思い出しただけでも!生理前じゃないのに!!
  • 自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed

    北鎌倉にあるお寺へ墓参りに行った。と母と一緒に。父が死んで二十年。前日の台風が残していった風にあおられて線香に火をつけるのに苦戦しながら、この煙で燻され、ゾンビ化した父が墓から這い出てきたら…というどうでもいいことに想像力を浪費していると、家族連れだろうか、イーチ、ニー、サーンとどこからか子供たちの声。その声は僕に父との風呂を思い出させた。 父は僕と弟を湯船につからせるとゆっくり百まで数えさせた。父の風呂は当に、当にあつかった。僕らは大人の熱さに、数えるのを速めたり、数字を飛ばしたり、胸までお湯から出したりして対抗した。そのあとには恐怖の「10やりなおし」がいつも飛んできて、僕らが湯船から出るときには百をゆうに越える数を数えさせられていてゆでダコのように赤くなっていた。二匹のゆでダコの指先はふやけてしまっていて僕ははやく大人になって一人で風呂にはいる権利がほしいとそのふにゃふにゃの指

    自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/09/27
    そういや息子を見て、母や弟に似ている部分を良く見出すけど、亡き父の面影はあまり思い浮かばないな。なんでだろ。なんだか父に申し訳ないなぁ。
  • このエントリが3000ブクマいったら嫁さんのけしからんオッパイをアップします。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    monyakata
    monyakata 2011/09/02
    一緒に暮らしてみないとわからないことがたーくさんあるんですよ
  • 私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    突然だが結婚することにした。来月から彼女と暮らす。籍を入れるのは来月上旬の予定。身内で不幸が続いているので、当面、式やパーティーはやらず、来年あたり、不幸のホップステップジャンプが無事着地して落ち着いたら、ささやかなパーティーをやろうと彼女とは相談している。プロポーズの言葉は二人だけの秘密。当事者以外が聞いても面白いとは思えないし。「結婚するかい?」「ハイ、キミとなら」。ね?面白くない。面白くないと言われればそれはそれで腹が立つが。 いままで彼女との結婚を考えなかったかといえばウソだ。僕は、語感からすると矛盾しているようなことを述べているように聞こえるかもしれませんが、筋金入りのインポテンツ。そんな病気を抱えたまま、嫁をもらうわけにはいかない。もし彼女に触れたとき、反応しなかったら彼女が可哀想だろう?。だから僕が病気に打ち勝ったとき、それがいつになるかわからないけれど、そのとき彼女がまだ僕

    私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/07/22
    おめでとう!!!
  • 保育園がコワイ(>_<) - Everything You’ve Ever Dreamed

    品会社に勤めている。今年の冬、新商品として保育園向けの事を開拓することになり、勉強のため、ある老舗保育園(認可私立保育園)を紹介してもらい見学することになった。僕は久々に気モード。「保育園=短大卒業したての保母さん」「保母さん=子供相手ばかりで出会いを求めている」という認識が僕を突き動かしていた。いわば保母さんは港、僕は愛のナンパ専。その保育園の理事長は熱心な教育者だと聞かされていた。 現地につくなり、僕の熱視線を放射された保母さんから警戒されたらしく「ウチは若い男性職員もたくさんいます」といわれて三秒死にました。「男性が多いと仕事に張りが出るんじゃないですかぁ。僕は男性がいてもいなくても仕事ぶりは変わりませんが」蘇生するなりのジョークは流された。嫌われちゃったかな。小声で呟いてみた。とんとんとんとん。聞こえてくる「こぶじいさん」の歌がこんなに悲しく聞こえるなんて。奇妙なことに保母さ

    保育園がコワイ(>_<) - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/06/28
    すべての保育園がこうじゃないからね!だからお母さんは働かずちゃんと自分で面倒みるべきとかいわないでね!
  • 綺麗な死にざま。もがけ、あがけ。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    綺麗な死に方ってなんだろう?祖父が入院して以来そんなことを考えている。人によって定義は違うだろうけれど、おそらく、晩節を汚さず、とか、立つ鳥跡を濁さずといった言葉が指し示す潔いイメージなんじゃないだろうか。 年末に倒れ鎌倉の病院に入院した祖父だが、今は、お医者さんから親族に連絡するよう言われるほどの危ない状態から脱している。安定しているといっても、一時的なものであって、百歳という年齢から手術は出来ず、つまり治らない。死んでいく祖父を僕は見ていることしかできない。 祖父は延命を拒否した。祖父は覚悟を決めたのだと親戚一同誰もがそう思った。 状態が安定して心にゆとりが出来たのだろう、祖父が今まで僕が見たことないような暴れ方をするようになった。「俺は棺桶みたいな部屋でいたくない」。「外に出たい。由比ヶ浜を散歩したい」。「なんでこんなところにいなきゃならないんだ、俺は治ったんだ!」。僕は見ていないの

    綺麗な死にざま。もがけ、あがけ。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/01/29
    死の受容への心理的過程:否認、怒り、抑うつ、取引、受容
  • 延命するか?と祖父に訊いた。 - Everything you've ever Dreamed

    三つ子の魂百までというが小学生のころ僕のまわりで噂されていた「死んだ人間は火葬されるときにショックで棺桶のなかで生き返るが気付かれずに焼かれてしまう」という話は、当時近所に住んでいた背の高い女の子が突然病気で亡くなってしまった事実によって補強・増幅され、考察や検証もされずに僕のなかでほとんど恐怖そのもののようになっている。自分の声が届かない、意思が届かない、暗黒の恐怖だ。今日、祖父に延命措置をとるかどうか訊いたとき、そんな恐怖に関する古いエピソードを思い出した。 祖父は年末に体調を崩して入院していたのだけれど、今日は点滴が外れ、ものがべられるほどに回復した。とはいえ心不全と肝不全を起こしている明治生まれの祖父の身体が過酷な手術に耐えられるわけもなく僕や親族はこのままゆっくりと弱っていく様子をみていくしかない。それが突きつけられている現実だ。ものがべられるようになった勢いそのままに僕を相

    延命するか?と祖父に訊いた。 - Everything you've ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2011/01/21
    親をみとった人はみんな、自分が殺してしまったんじゃないかと後悔する。医療にはいろんな手段がある。手をつくした場合「苦しめてしまった」と後悔するだろうね。悩むことが供養であると、やがてゆるやかに気づく。
  • 昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    アルコール中毒、アルコール依存症の定義がどういうものかよく知らないが、二十代の終わりの二年弱のあいだの俺は間違いなくアルコール中毒だったと思う。 どんなありさまだったかというと、実際に俺と飲んだことがある人なら俺の飲みかた、飲みっぷりをイメージできると思うが、あれよりも百倍悪い。朝、起きてカップ酒を二杯飲み、昼、安酒の匂いが口から消えるとわけもなく寂しくなるので、大人の頭ほどもあるペット容器にはいった安焼酎を割らずにがぶがぶ飲んだ。夕方、缶ビールを飲みながら散歩をして晩酌は日酒、冷酒、熱燗。ウイスキーやワインは高いので飲まなかった。味なんかわからなかったので安さと手に入れやすさが最優先だ。 牧の倉庫で日雇い仕事をやりはじめたころは、いちばん、ひどかった。ヘイキューブという牧草を四角くかためて加工した飼料があるのだが、アメリカからコンテナで輸入されるそいつを、マタイと呼ばれた袋に詰め倉庫

    昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2010/10/15
    読んだばかりの「ばかもの」が浮かんだ。
  • 昨日、上司にキレた。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    わりとクソな会社で働いているなかで、唯一やりがいのある仕事だと感じている仕事、胸を張れる仕事がお年寄りや障害をもつ方に事を提供するビジネスで、あまり利益をもたらすビジネスではないせいか、忌々しい部長は、「あんな陰気な商売」「たいして儲からない」と、ことあるごとに文句をいっているのだけど、昨日、営業で同行した、とある施設で、お年寄り向けにべやすく加工調理した品を施設側の人に試してもらう際に「こんなゲロみたいなもの、俺はべられない」と言い放ったのには、気で頭にきた。 それほど大きな声ではなかったが狭い部屋で試していたのでその場に居合わせた人の耳には届いたはずだ。相手の人も、聞こえないふりをしてくれたけれど、明らかに、一瞬目を見開いていた。部長は問題のある人間だとは思っていたけれど、それは幼稚っぽさからくるもので根っこの部分は腐っていない人間だと僕はどこかで信じていたので、今回の裏

    昨日、上司にキレた。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2010/07/30
    ゲロみたいなのにうちの祖母も命を長らえさせてもらった。そしていずれ自分らもお世話になる。本当にありがたいんです。課長、あなたの怒りは至極真っ当、戦略的に正しくなくても、男には”こう”という時がある!
  • 続報・ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよ ふたたび - Everything You’ve Ever Dreamed

    インタビュアー(以下淫) みなさんこんばんは。「プロレタリアに会いにきて」の時間です。今週も先週(id:Delete_All:20100427)に引き続きフミコフミオさんをゲストに迎え、お話をうかがっていきたいと思います。それでは自己紹介をお願いします。 フミコフミオ(以下フミコフミオ) ども。営業部で課長やっている36才です。好きなべ物は肉まん。嫌いなべ物はあんまんです。 淫 前回は、総務部長から不正を強要された件についてお話していただきました… フミコフミオ 4月29日に総務部長がスナックのママとゴルフに行く。その代金の処理を僕に任せようとしている、営業の交際費として…という話は先週しましたよね 淫 はい。あの後、どうなったんですか。フミコさんはっきりと不正を断りましたよね フミコフミオ まあね。ロック精神に反しているからさ、そういうの(笑)。 会社から少し離れた喫茶店がフミコ氏お

    続報・ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよ ふたたび - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2010/05/06
    課長という肩書きを持つ人でかっこいい人をはじめてみた
  • 私はこれでキャバクラをやめました - Everything You’ve Ever Dreamed

    小向美奈子のクリアファイルにためたキャバクラ嬢の名刺をひと月かふた月ごとに処理している。でも今日で「処理」は最後だ。僕は、キャバクラを、やめた。 アフターってあるじゃん。 お気に入りのキャバ嬢を店が終わったあと、美味しい焼肉屋があるよ、C調に誘い、飲みい歌い、やれやれ電車がないタクシーもこない、どうしようか、やれやれ弱った、やや、あそこにたまたま宿泊価格が大きく表示されて明朗会計で入り口が陰になって出入りが人目につきにくい宿泊施設が、ささ、風邪をひいてはいけない、なんて、ひと気のない、暗い場所へと誘うハラショーなワザ。 僕は、この十年間、高級な車が手にはいるくらいの金額をつぎ込んだけれど、とうとうアフターの夢叶わず、おかげで、こないだの日曜の夕方はひとりで『アバター』、今だって、洗濯物でいっぱいになったカゴの横で乾かずに湿ったままのシャツを着て、レベッカの「ムーン」を聴きながら、ひとり、

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    monyakata
    monyakata 2010/02/11
    「センパイ」の話懐かしいー!
  • 密室にとじこめられてます - Everything you've ever Dreamed

    1月16日17時半。14時半から実家の書斎にとじこめられている。外出間際に物音がしたので書斎に入ったら、そのままドアが壊れて外に出られなくなった…。書斎代わりにつかっている小さな部屋でカラダが抜けられる窓はない。六畳間で南にドア(壊れてあかない)、北に窓(鉄格子があってでられない)、東が壁、西にクローゼット。 携帯は部屋の外、電源と繋がっていないノートPC(バッテリー残一時間半/無線LANでインターネット接続は可能ですが電波が微妙)、デジカメ(バッテリー微妙)、プラスドライバー、仕事で使っている部屋なので定規やペン、紙といった一式の筆記用具が手元にあります。いい脱出方法はありますか?寒い。 18時追記。パソコンから現状を家族の携帯にメール。「家族で中華街で夕会だから帰りは早くて22時くらいになる」とのこと。近隣在住の親族は中華街事をしている模様。僕はどうやら家族に含まれていないようだ

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    monyakata
    monyakata 2010/01/17
    親指の絆創膏をはがしてなんかに使えない?クリーニングの袋があったらそれも着るとあったかい/おめでとうございます!ハラハラしました!
  • とある課長の断層撮影(CTスキャン) - Everything You’ve Ever Dreamed

    レントゲンで黒い影の映ってしまった肺をCTスキャンするために紹介状を持って東京の病院に行き、名前を呼ばれ、白い服をお召しになられた黒いブラジャーのおばはんのあとについて放射線を取り扱っている地下施設へ向かう際の、おばはんの台詞がまるで風俗嬢、「こういうとこ来るのはじめて?」。いやだなあ、緊張や恐怖や不安なんてないわけない、違う違う、あるわけある、おっろー日語は難しいなあ、つってあたふたしている僕に気を留めることなく、こちらの部屋になります、という、おばはんの目は笑っていた。 で、巨大な機械が置かれた白っこい部屋に入るとメガネのオッサンから、服を脱いで…これに…着替えてください…とローテンションで言われ、渡されたのが薄手のガウンみたいな衣服。さすが東京スキャンは神奈川レントゲンと違って粋だねえ、どうだい着替えがあるよ、襟がないのが下町風ね、ってブリーフ一枚になり、その薄ガウンを着ると丈が腰

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    monyakata
    monyakata 2009/12/11
    よかったですね本当に!
  • 12月9日の背伸び - Everything You’ve Ever Dreamed

    僕の右胸にある黒い影が先々月よりひとまわり大きくなっているのがわかって、明日、僕は紹介された都内の病院でCTスキャンを受けることになった。昨夜、目にしたものが頭から離れなくなる。昨夜、僕は興味位で影の見つかった部位をインターネットで調べていた。検索結果に、ある病名が並んだ。ある種の圧力がその名にはあった。肺癌。十数年前、ひと夏のうちに僕の祖母を襲い、葬った病だった。 病院を出て家へ向かう。歩道に落ちた枯葉をスニーカーが踏みしめる音だけがした。「よくあることです」、診察した医師はなにごともなかったかのように、さらりと僕に言った。彼の患者をむやみに不安にさせまいとする気づかいと職業経験上から生まれた言いまわしはかえって僕を不安にさせた。よくあること?もし僕の胸にある影が悪性のものだとわかったとき、彼はそれでも言うのだろうか。さらりと、何事もなかったように。よくあること、と。 言葉は、想いを伝

    12月9日の背伸び - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2009/12/10
    ご無事を祈ります
  • ラブホテルをつくろうと母は言った - Everything You’ve Ever Dreamed

    家族でも恋人でも友人でもいいのだけれど、そういう大事な人を喪ったときの正しい感情ってなんだろう、なんて答えがないことを父の死を契機に僕は十代の終わりの一時期かなり真剣に考えていた。父が死んだとき僕が真っ先に思ったのは、悲しみでも、将来や生活への不安でもなくて、人間なんて簡単に死んでしまうんだな、エロの隠し場所には気を付けなきゃいけないな、というどうでもいいことだったりする。多感な18才だったので悲しかったのは間違いないのだけれど、前年の夏に祖母を亡くした直後ということもあって命が消えてしまう呆気なさに僕はただ愕然としていたのだ。 愕然としたあと僕はムカついた。というのも淡々と葬儀屋と打ち合わせをこなし、葬儀を執り行う母をみて親戚のオッサンどもが「少し休んだらどうだ」とか「泣いたっていいんだぞ」とか「これからの生活はどうするんだ」なんていちいち声を掛けてきたからだ。母のやりたいようにやらせ

    ラブホテルをつくろうと母は言った - Everything You’ve Ever Dreamed
    monyakata
    monyakata 2009/05/29
    大事な人の死って、安っぽい悲しみは浮かばないんですよね。喪失感と同時に力(使命?)を背負わせられるというか。その力がすごく伝わってくる。
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