日本ディープラーニング協会が、AIを利用する際の注意点をまとめたガイドラインを公表しました。その中では、ロゴなどのデザインを生成する際の権利侵害のリスクにも触れています。実際、どのようなことで他人の権利を侵害してしまうのか解説します。 ■「生成AIの利用ガイドライン」公表 他人の作品をAIで…権利の問題は?有働由美子キャスター 「『チャットGPT』で文章を作成しました。人工知能の進歩について書かれていますが、実は『落合陽一氏の最新の論文を、女性キャスターが自分の意見として話すような言葉で書き換えてください』と入力して作らせたものです。落合さんの論文を勝手に利用した形になりましたので、これを私が使ったら権利の問題は大丈夫なのかと思いますが、こうしたAIを利用する際の注意点をまとめたガイドラインが小野さん、公表されたんですよね」 小野高弘・日本テレビ解説委員国際部デスク 「はい。ガイドラインで