今月2月13日、英オックスフォード大学は、10代の若者における暴力性とビデオゲームに関する相互関係についての論文を新たに発表した。「暴力的な描写を含むビデオゲームを遊べば遊ぶほど青少年は暴力的な行動をとるようになる」という仮説の元、Andrew Przybylski主任教授を中心に行われた本研究は、結果としてゲームプレイに費やした時間と10代の若者の暴力性との間に関連性は無いことを証明した。大学側はこの結果に関して「これまでの研究成果として最も決定的な事実の一つだ」とコメントしている。なお、本研究における暴力的なゲームに際する”暴力的”の定義に関してはPEGI及びESRBの規準を複合して採用している。 この研究は、暴力的なビデオゲームをプレイする時間を費やしている若者が、していない若者と比較して、より高いレベルの攻撃的行動を示す程度を、アンケートを通じて調査したものだ。対象となったのは14