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2011年8月17日のブックマーク (3件)

  • イギリス暴動の裏にある鬱屈と絶望について

    ロンドンその他都市のあの「愚者の祭り」から1週間が過ぎて、あの月曜日の事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。 あの日起こったことは何だったのかこれについては、無軌道な若者の暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。 http://togetter.com/li/172491 警察が、最初の暴動の抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドンで逮捕された

    イギリス暴動の裏にある鬱屈と絶望について
  • 清潔と不潔のあいだ - うさうさメモ

    人が「うわ…不潔」と感じ、ぞっとする、というのは、感染症から身を守るために必要な能かもしれない。 しかし、何に「不潔」と感じ、何はOKなのかは文化や人によってずいぶん開きがある。 最近では、米のとぎ汁を発酵させた(腐敗させた)ものを、「放射能」対策として飲んだり部屋にまいたりする人々がいるそうだが、これは大方の現代日人の感覚からすればかなりアウトのはず、と思えるのだが、そうでもないらしい。 私は仕事で細胞を培養することが多いのだが、細胞というのはそのへんの雑菌にやられて簡単に死んでしまう。 だから、絶対にそのへんの菌が培養フラスコに入らないように気を使って育てなければならない。 けど、ごくたまに(?)細菌等の微生物が混入してしまうことがある。これを「コンタミ」(「コンタミネーション:汚染」の略)と言う。 コンタミしたフラスコは、ふつうのと色が違ったり濁っていたりする。 これを顕微鏡で見

    清潔と不潔のあいだ - うさうさメモ
  • それは奇形じゃなく病気です - うさうさメモ

    奇形動植物のまとめ ー院長の独り言 福島原発事故由来の放射能のせいではないか、と続々と「奇形」が報告されている。 中にはいくつか、素人目にもそれは違うだろ、というのがあったのでメモとして。 (イチョウの切れ込みや徒長したたんぽぽ、これは子供のころ外で遊んだことあれば誰でも見てるレベルだから置いておく。) 部分的に枯れたイチョウ 2011.7.30 都内 これは、こちらのサイト(ルーラル図書館 イチョウの病気)にある「イチョウすす斑病」と思われる。 Gonatobotryum sp.という微生物による病気である。 もちろん、実際には病原菌を単離できなければ断言できないが、かなり特徴的な病斑だ。 若芽の縮れたナンテン 2011.5.5 東京西荻窪 これは、「埼玉の農作物病害写真集」にも掲載の、ナンテンモザイク病だろう。 CMV(キュウリモザイクウイルス)というウイルスによる病気で、ナンテンはウ

    それは奇形じゃなく病気です - うさうさメモ