究極もう自分で自分を 書物 兄の蔵書の整理は続いています。というか、今日はほとんどそれだけ。発表の準備が切羽詰まってくると本の整理がしたくなり、本の整理をしていると、けっきょく読書を始めてしまう、という恒例のダメパターン。いけませんね。 今日読んだのは、またしても筒井康隆の『串刺し教授』という本で、ありえないくらい読み返した形跡あり。なんで60年代の本よりボロボロなんだよ、という。 たしかにこれ面白いです。短篇集なんですけど、最新の『壊れかた指南』よりも、何を壊そうとしているのかが分かりやすい感じで。 チクイチ感想を書いていると明日がきついのでやめますが、一つだけ言っておかなくちゃいけないのが、『シナリオ・時をかける少女』という短篇のこと。タイムリーですね。 タイトルを見た時点では、へー、自分でシナリオも書いたんだ、くらいに思っていたんですけど、甘かった。『時をかける少女』は過去に何度か映