お盆休みを過ぎ、8月も末に差し掛かるとAV関連各社の新製品発表が相次いで行われる時期に突入する。いささか気が早い気もするが、今年は9月末に国内最大級の展示会「CEATEC JAPAN」の開催を控えており、展示会でのお披露目や年末商戦を勘案すると、各社からの新製品がこの時期に相次いで発表されるのにも納得がいく。 今年はなかでもソニーの勢いが止まらない。ポータブルオーディオ「ウォークマン」から、デジタル一眼レフカメラ「α」、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」をはじめ、“BRAVIA史上最高画質”の薄型テレビ、Blu-ray Discへ完全にシフトしたレコーダーも「2011年画質」をうたう新製品を投入し、全ジャンルに渡って新製品を投入するのではと感じさせる勢いだ。 デジタルメディアのトレンドをいち早く、しかも分かりやすく紹介してくれる麻倉怜士氏の月イチ連載「デジタル閻魔帳」。「ソニーの