不健康な食べ物の代名詞的存在であるファストフード。脂肪分も塩分も高く、おデブの原因となることで知られているが、このほど新たな研究により、ファストフードは子どもの肥満には関係ない可能性が明らかになった。 ノースカロライナ大学が、アメリカに住む4466人の子ども(2~18歳)を対象に、日々の食生活を記録した同研究。被験者の子どもたちを、日頃から飽和脂肪や糖分の多い食事をメインとする「ウェスタン・ダイエット」のグループと、果物や野菜がメインで、脂肪分や糖分の少ない食事「プルーデント・ダイエット」をしているグループの2つに分け、それぞれの子どもたちのファストフード摂取量を分析した。すると、最も肥満率が高かったのは、「ウエスタン・ダイエット」の中でも特にファストフードの摂取量が少ない子どもたちであることが明らかに。また逆に、最も肥満率が低いのは、「プルーデント・ダイエット」の中でファストフードの摂取