タグ

ブックマーク / vitaminw.seesaa.net (2)

  • あまちゃん震災編~「怖くなんかないさ」

    いい物語のタイプはいくつかあります。その中で僕が好むのは、遠大な大河ドラマの終局で、これまでに張り巡らせ放置してきた伏線が怒涛の勢いで回収され、まるで最初からそのために用意されていたかのように見えるタイプのものです。 僕は今年「あまちゃん」に何度も笑わされ、何度も泣かされ、何度も救われてきました。そして、今、驚かされています。この極上のコメディが、実は今この震災編というものを描くために逆算されて作られたのだと、思ってしまったからです。正解ではないかもしれませんが、僕がそう思って、そう驚いたなら、正解でなくても同じことです。 そもそも何故アイドルだったのか。 何故あまさんだったのか。 何故海女としての成長を描かず、アイドルとしての物語だったのか。 震災編を見て、僕の中で答えが出ました。 この物語は主に脚家による「エンターテインメント賛歌」です。 エンタメって素晴らしいだろ、エンタメっていい

    あまちゃん震災編~「怖くなんかないさ」
    moons
    moons 2013/09/05
  • 紅白の向こう側には、眩しく青く、キミがいた。

    紅白の向こう側は青い明かりで照らされていた…。 実家で迎えた2012年の大晦日。楽しみにしていたのは何と言っても紅白歌合戦。そこには、ついに初出場を果たしたももいろクローバーZが出場するのです。僕は全力応援を誓い、東京から推され隊サイリウムを持参。実家の両親の目をももクロの「白」に染めながら、全力コールでももクロちゃんを見守ったのです。 もし、ももクロちゃんをあまり知らず、フモフモが騒いでいるから見てみようと思った人がいたなら、今夜のパフォーマンスは案外普通のものに映ったかもしれません。今一番のかぶきものと言うわりには、借りてきたゴールデンボンバーみたいなおとなしさ。ただのアイドルに見えたかもしれません。 それでもいい。 紅白という大きな舞台。日のたくさんの人がつながっていました。テレビの向こうに広がる世界は果てしない人の群れ。望めば、国民的な話題になることもできたでしょう。「爪あとを残

    紅白の向こう側には、眩しく青く、キミがいた。
    moons
    moons 2013/01/01
  • 1