意識変容がテーマのSF映画、ギャラリー 2010年7月22日 カルチャー コメント: トラックバック (0) 画像は『インセプション』より クリストファー・ノーラン監督の新作『インセプション』は、意識の世界をテーマにしているという点で、ハリウッドには珍しいタイプの貴重な作品だ。覚醒した世界と非合理的な夢の世界の曖昧な境界についての思索的な探究が、エレガントな視覚効果と雷のような音楽と一緒になって、印象的な仕上がりになっている。 以下、刺激的な「思索的なSF作品」を紹介しよう。 『未来世紀ブラジル』 テリー・ギリアム監督のダークコメディ『未来世紀ブラジル』は、1985年に公開時されるやいなや、誰もが認める名作となった。 メディア、テロ、官僚主義、暴動などをテーマにして、カフカとオーウェルとモンティ・パイソンがマッシュアップされたような作品で、エンターテインメントと狂気が両立することを証明した