2007年12月29日のブックマーク (1件)

  • 本当のところは誰も望んでなどいないが、付き合いで催された忘年会。座敷..

    当のところは誰も望んでなどいないが、付き合いで催された忘年会。座敷には20数名の男たちがいて、その中に俺がいた。酒が飲める性質で当に良かったと思う。ひたすら呑んでさえいれば、箸が転んでも笑えるし、場も切り抜けられる。 便所に向かうとき、間仕切り襖の向こう側を見た。こちらの人数の2倍ほどの若い男女。おそらくどこかの大学のサークルだろう。男女の境がはっきりわかるような席の配置だったが、3度目くらいの小便のとき、その境界はすっかり無くなっていた。ふと奥の方を見ると、笑いながら乳を揉まれている娘がいる。そこは境が無くなる前は男のゾーンだった。 忘年会の後は直帰。電車で向かいの娘を見ながら、酒の勢いで「今ならナンパすればどうにかなるんじゃないか。」などと考える。どうにかなっているのは俺の頭だ。やがて胃の方もどうにかなり、途中下車。駅の便所で口をゆすいでから鏡を見ると、どうしようもない顔が映ってい

    本当のところは誰も望んでなどいないが、付き合いで催された忘年会。座敷..
    moq
    moq 2007/12/29
    淡々