今やすっかり夏の常識になった「クールビズ」。その「クールビズ」の流れとあいまって今新しい男性ファッションのムーブメントが起きているのをご存知だろうか。 それは“男の日傘”である。 この“男の日傘”ライフスタイルを提唱しているのは大阪・心斎橋にある老舗傘屋「みや竹」の4代目ご主人宮武和広さん。先日コネタでご紹介した選挙専用ビニール傘「カテール」のネット販売を手がけている宮武さんである。 選挙用高級ビニール傘といい、男の日傘といい、なんだかすごいぞ宮武さん。この“男の日傘”についてお話を伺った。 「“男の日傘”に取り組み始めたのは7年前の1999年からです。私自身、色白で肌が光線に弱いんです。シミもできやすくてそれで、日傘の必要性を感じていたんです。女性には日除けとして帽子と日傘という2つの選択肢がありますが、男性には選択肢がないんですね。男性が一般的にかぶる帽子は日差しを遮ってくれる範囲が狭