ベルトコンベヤーで完成したマヨネーズが運ばれていく様子を見る見学に参加した子供たち=茨城県五霞町のキユーピー五霞工場で、柳澤一男撮影 工場見学ブームが止まらない。首都圏ではジャンルを問わず軒並み満員状態が続き、専門ガイド本も異例の売れ行きだ。夏休みを迎え、予約も殺到しているという。人気の理由はどこにあるのか。【柳澤一男】 【ANAメンテナンスセンターでの見学イベント】就航前に「ピース★ジェット」公開 「見学の予約受付開始日となる毎月1日は、電話が1時間鳴りっぱなしです」と話すのは、マヨネーズでおなじみのキユーピー(東京都渋谷区)広報室。全国5工場で平日に1日3回程度実施し、1回に30〜60人が参加する。 「わあ、すごい」。1日に家庭用マヨネーズ約20万〜25万本、ドレッシング約25万本などを製造する五霞(ごか)工場(茨城県五霞町)。見学者には親子連れも多く、毎分600個の卵を割って白