JR東海・西日本・九州の3社は東海道・山陽・九州新幹線の一部車両に設置されている「喫煙ルーム」について、来年春すべて廃止することを発表しました。 各社は近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえたとしていて、これで東海道・山陽・九州新幹線の車内でたばこを吸うことは一切できなくなります。 廃止された喫煙ルームのスペースには今後、非常用の飲料水を配備し、万が一、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合など、災害等緊急時の対応力をより強化するとしています。 東海道・山陽新幹線車内の「喫煙ルーム」は2007年にデビューし、全席禁煙となったN700系車両で従来の喫煙車に代わって設置が始まり、九州新幹線には2011年全線開業の際、一部車両に導入されました。 一方、東北・上越などJR東日本の各新幹線では2007年までに喫煙車が廃止されましたが、喫煙ルームは設置されず、車内での喫煙はで
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