ぼっち(独りぼっち)―。 中野市江部で男女4人が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕、送検された農業青木政憲容疑者(31)は、人からこう見られることに過剰な嫌悪を抱いていたことが、両親の証言から浮かび上がってきた。青木容疑者の心の内に何があったのか―。両親への取材から、事件に至るまでの青木容疑者の半生を振り返った…
松本市安曇の北アルプス上高地にある小梨平キャンプ場で熊に襲われけがをした都内の50代女性が13日、信濃毎日新聞の取材に応じ「一瞬でテントが引き裂かれ、脚も引っかかれた。恐怖で痛みすら感じなかった」などと当時の状況を語った。食料はビニール袋などに入れた上でテント内に保管していた。「テント内に食料があると熊が学習しているようだ」と指摘し、対策の必要性を訴えた。 女性は8日、仲間と2泊3日の予定で訪れ、いくつものテントが並ぶ中、1人用テントを設営。夜11時半ごろに突然、テントが強烈な力で引っ張られ、目を覚ました。何が起きているか分からず「助けて」と叫んだが、テントごと15メートルほど引きずられた。 熊の大きな影が立ち上がるのがテント内から見え、一瞬のうちにテントが引き裂かれた。うめき声の後に、熊の手が右膝に振り下ろされた。近くのトイレに逃げ込んだ。 間もなくトイレに来た男性に助けを求め、巡回中の
北安曇郡白馬村は近く、小型無人機ドローンを使った山間部での荷物配送の実用化に乗り出す。天候に左右され、費用がかかるといった課題があるヘリコプターでの輸送を補完する狙い。生鮮食品を運んで山小屋の生活環境の充実を図るほか、遭難対策や環境保全にも活用する。 村や村内の山小屋運営会社、ドローン関連企業などでつくる「村山岳ドローン物流実用化協議会」が取り組む。村はドローンを使った荷物配送の実験地域として国の選定を受け、同協議会が昨年10月に実証実験を行った。村は12日開会の村議会定例会に、関連費用3400万円を盛った本年度一般会計補正予算案を提出。国の地方創生推進交付金も活用する。 ドローンでの配送は野菜などの生鮮食品を想定。猿倉のヘリポート(標高約1200メートル)が発着点で、標高差約1500メートルの村営頂上宿舎や白馬山荘に最大10キロの荷物を配送する。配送以外にも、遭難対策などに役立てるための
下水内郡栄村北信で25日夜、近くの看護師宮川千里(ちさと)さん(31)が「車にひかれた」と119番通報し、収容された飯山市内の病院で死亡した事件で、飯山署は26日夜、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで同村堺、介護士阿部美代子容疑者(47)を逮捕した。 逮捕容疑は25日午後9時35分ごろ、同村北信の国道117号と村道の交差点付近で、路上に横になっていた宮川さんを乗用車でひき、走り去った疑い。同署によると、容疑をおおむね認めているという。 同署などによると、阿部容疑者は国道から村道に左折した際に宮川さんをひいたとみられる。事故後、警察や消防の車両が集まってきたため現場に戻り、警察官に「現場を通った」と伝えたという。26日午前に捜査員が同容疑者の車を調べたところ、底部に事故の痕跡があったため、任意で事情を聴いていた。 08月27日(土)の県内ニュース 3200人が松田選手を追
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