ALS(筋萎縮性側索硬化症)を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります。もう少し詳しい書き方を探すと「筋肉が動かなくなってしまう」という説明がなされています。そして「現在、効果の認定されている治療法がない」と言われている事で知られています。前回は引き続き生活の中での工夫のお話をお届けしました。今回はここのところで思っている事と24時間重度訪問介護を作っていっている過程などについてお話ししたいと思います、大事な話です。 2019年3月に突然転び、そこから「歩きにくさ」を感じるようになった声優の津久井教生さん。検査入院を経て同年9月にALSと告知をされました。それから2年、今は手足はほとんど動かず、原稿も口に割りばしを加えてひと文字ひと文字打ち込んでいる。声に影響がなく、ニャンちゅうをはじめとした声優の仕事を続けているのが医師からは奇跡的と言われているという。
![難病ALSの声優が直面・すごく難しいけど大切な「介護のふたつの法律」の違い(津久井 教生)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2fe60e4288a4e584add7bf574a428820d3469542/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fres.cloudinary.com%2Fgendai-business%2Fimage%2Fupload%2Fw_1080%2Ch_360%2Cg_auto%2Cc_fill%2Cz_0.9%2Cq_auto%3Abest%2Ccs_no_cmyk%2Fv1631775043%2Fimg_78c6222c0c5531a8ecb06c9129b57021113308_dj4qlv.jpg)