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ブックマーク / mangadojyo.doorblog.jp (2)

  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(2) 少女漫画の衰退

    2012年04月21日15:00 カテゴリ【少女漫画論】概論 【少女漫画論】(2) 少女漫画の衰退 ツイート ↑『りぼん』の部数低下の推移。有望な新人は多く居たはずだった。  引用:Love Dream Smile様より 少女漫画は元来、思春期の少女が持つ精神の愛を謳ってきた。 ところが、 実際の恋愛市場において精神性が二の次に置かれた事で、若年層の間で性経験率の上昇傾向が見られるようになり、女性は早いうちからファッション雑誌を手に取るようになった。 女性による主導権の掌握は、男性の理想のヒロイン像を打ち砕いたばかりか、旧来の価値観に縛られたコンテンツも古くさいものに変えてしまい、少女漫画の精神性は女性のニーズを満たさなくなったのである。2000年代に入ると、作風も実利優先へとシフトしていき、 いよいよ精神の愛が一気に廃れていく事となった。 少女漫画界の絶対王者は、集英社発行の『りぼん』で

    漫画道場 : 【少女漫画論】(2) 少女漫画の衰退
  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(5) 少女漫画が漫画になる時

    2012年05月02日15:00 カテゴリ【少女漫画論】少女漫画 【少女漫画論】(5) 少女漫画漫画になる時 ツイート ↑主客一体となったナナと奈々。 1999年、少女漫画から"個人"へと脱却した矢沢あいは、  『りぼん』を卒業し、他誌へと活動の場を移した。 5月に『Paradise Kiss』を連載開始、10月に短編『NANA』を発表、 『NANA』は翌年2000年の5月に連載化し、大ヒットとなる。 『パラキス』と『NANA』が世に出たのと同じ99年、 官主導で進められてきたフェミニズム政策によって男女共同参画社会基法が成立し、2020年までに女性の人材を30%に引き上げる具体的な数値目標が立てられた。 もはや社会の中で女性がどう主体性を発揮するかより、社会の客体として女性をどう招き入れるかに主眼が置かれた、実体の無い政策に成り下がっていた。 これ以降、フェミニズムの定義が多様化して

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