ゲームをガチでやり込んでいると、素人がプロに対して批判しているという状況が理解出来なくなる。 ウデマエXの自分に対して、C帯どころかエアプの奴らが何か偉そうに言ってくるとか有り得ないでしょ。 スポーツ観戦で憤りを覚える可笑しな人種は、何か対人ゲームをやり込むべきだ。 eスポーツを流行らせる意義があるとしたら、その点にあると思う。
ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(Sorry We Missed You)は、どうしようもなく個人的な記憶が喚起されて冷静に見ることが難しい映画だった。忘れていた、完全に忘れていたわけではないけれど、日常的に意識したり思い出すことの少なくなっていた「お金がないと余裕がなくなって日常がキリキリと苦しくなっていくあの感覚」がよみがえって、12年前の両親との暮らしの記憶が一気に立ち現れて冷静でいられなくなるのだった。 (この映画は「ネタバレ」とは無縁のお話だとは思うけれど、内容について以下で触れているので一応ここで断っておく。) イギリスで暮らす一家の日常が描かれる。ホームレスにはならない程度の貧困にあえいでいる。父親は配送ドライバー、母親は訪問介護の職業に就いている。職にあぶれている訳ではなく、二人とも真面目に働いているし職業意識も高い。15歳くらいの長男は友人グループとのグラフィティにハ
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