『やれるだけのことはやった』 JRAで通算1918勝、重賞93勝の成績を挙げ、ホッカイドウ競馬での騎手復帰を目指している元中央競馬騎手の藤田伸二氏(45)が15日、門別競馬場で騎手免許の1次試験を受験した。約1時間30分にわたり、競馬関係法規および一般常識、馬の飼養および騎乗に必要な技術に関する筆記試験に臨んだ。 試験後、黒のスーツ姿で会場から現れた藤田氏は、報道陣に対し「問題は難しかった。結果については神のみぞ知るという感じだし、現時点での悔いはない」と感想を述べ、「出身地の北海道で行われている競馬を盛り上げるために何かできればと思い、受験した。応援してくれた方には、『やれるだけのことはやった』と伝えたい」と、地元の北海道やファンへの思いを口にした。 1次試験の結果は25日に発表される予定。合格すれば、11月1、2日に地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)で行われる2次試験に臨み、12