開催直前にも関わらず、不祥事が相次ぐ東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、7月14日に発表された開閉会式のコンセプトにも、批判が集まっている。 今回発表された五輪パラ4式典の共通コンセプトは「Moving Forward(ムービング フォワード)」、五輪開会式は「United Emotion(ユナイテッド エモーション)」、五輪閉会式は「Worlds we share(ワールズ ウィ シェア)」。 なんと、ここには今大会の理念の一つとして招致の時から掲げられてきた「復興五輪」の言葉が見当たらないのだ。 '13年9月、ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で、招致演説に臨んだ安倍晋三首相(当時)は、福島第一原発の汚染水漏れに対し「アンダーコントロールされています」と安全を約束。また、'18年に福島市の野球・ソフトボール会場を訪れた際には「復興五輪と銘打って、復興した姿を世界に発信したい
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