地方都市では全国的に少子高齢化が叫ばれ、自治体としてもその対策に頭を悩ませています。そんな中、静岡県沼津市は転入者が転出者を上回りました。その背景には“あの施設”の影響もあるようです。 杉澤洋佑記者: 「去年秋に開業したこちらのららぽーと沼津。実は沼津市の人口が増えた大きな要因が、このららぽーとだと言われているんです」 去年10月にオープンした「ららぽーと沼津」。200以上の店舗が入った大型商業施設です。施設がある市の西部では、20代の単身者や30代のファミリー層が増えたといいます。その効果もあって沼津市は、2019年の転出者7680人に対し、転入者が7988人と、転入者が308人多かったと発表しました。 「転入超過」は市にとって1982年以来、実に37年ぶりのことでした。 大型施設ができることでなぜ、人が増えるのか。経済の専門家は・・・ 静岡経済研究所 岩間晴美さん: 「入っているお店だ
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