■今月1日発売の『ZAITEN7月号』(財界展望新社)に〈マザーズ「ジグソー」株価乱高下に喧しい“怪しげな噂”〉と題する、ジャーナリストのジェイク・アデルシュタインのレポートが掲載されたのを受け、2日の同社株はストップ安となった。レポートは、IoTを謳う同社の技術力に疑問を投げかけるとともに、上場時の株主にインターネットの仮想空間を巡り投資を募ったとして2011年に金商法違反で摘発された「ビズインターナショナル」の元役員が入っていたことなどを指摘している。 ■ジグソーは同社の提携先が月面探査プロジェクトに参加したことに関連し宇宙関連の提灯記事が出たことや、AKBの秋元康がIPO時株主だったことなどで話題をさらい、株価が高騰していた。が、15年12月期の総資産1,039百万のうち、設備関連は32百万だけで、残りは現金、売掛金や有価証券などの金融資産。その設備の大半は26年12月期中に投ぜられ