「Itanium」チップをサポートしなかったことに対する損害賠償として、Hewlett-Packard Enterprise(HPE)がOracleを相手取り、30億ドルの支払いを求める訴えを起こした。 旧Hewlett-Packard(HP)とIntelがItaniumを最初にリリースしたのは2001年のことだ。だが、このIA-64プロセッサは性能が貧弱で、初の航海で沈没したタイタニック号にかけて「アイタニック」というあだ名がつくほどだった。DellやIBMをはじめとするベンダーは、Itaniumベースのシステムをごく短期間だけ販売したが、すぐに製造を打ち切っている。このItaniumチップの生産が、HPにとっては凋落の始まりとなった。 こうしたItaniumの悪評にもかかわらず、HPとOracleの2010年の和解合意により、OracleはHPがItaniumベースのサーバの製造を終了
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