「福島産水素」を五輪へ=低炭素社会の切り札に-小池都知事 環境施策について講演する東京都の小池百合子知事=2日午後、東京都千代田区 東京都の小池百合子知事は2日、都内で開かれた環境フォーラムで講演し、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーについて「2020年東京五輪・パラリンピックの開催時に福島県内で製造されたCO2フリー水素が都内で活用できるよう目指す」と述べた。 都と福島県は今年5月、風力や太陽光など再生可能エネルギーを使った水素の製造を共同で研究開発する協定を結んでいる。小池知事は「水素エネルギーは低炭素社会の切り札になる」と強調。都バスへの燃料電池車の導入などで「東京を訪れた方に水素エネルギーが活用されている姿をご覧いただく」と意欲を語った。(2016/10/02-17:44) 【経済記事一覧へ】 【アクセスランキング】