1.はじめに エンタープライズシステムのような大量の情報管理を行うシステムにおいては、データベースシステムは必須です。現在、データベースシステムには、リレーショナルデータベース(RDBMS)以外にも、XML データベースやオブジェクト指向データベースと選択肢も増えています。しかし、既存リソースの再利用や使い勝手、性能、製品のブランド等を考慮すると、RDBMS が選択されることが多いと思います。 Java 側のオブジェクトと、RDBMS 側のレコードを対応付けて相互に変換することを O/R マッピングと言います。Java では O/R マッピングに関する処理は、DataAccessObject (DAO) パターン [3] によって局所化し、 DAO 内で JDBC によって RDBMS にアクセスするような設計がよく使われます(図 1-1)。 JDBC を使った O/R マッピングは、単調
作成 2003/6/7 実験環境 WindowsXP SP1 J2SE1.4.1_02 Torque3.1 alpha1 (Ant1.5.3-1) (MySQL 4.0.12) Torqueって? Torque(とるく)はObject Relationalマッピングツール(RDBとJavaオブジェクトのマッピングツール)です。 ORマッピングツールには、他にOJB、Hibernate、JDO(これは仕様?)などがありますが、 Torqueは、その中でも最近注目の技術です。 Torqueは元々、Jakarta Turbineのサブプロジェクトとして開発されていましたが、 現在は、Apache DBプロジェクトに移動し、単独で利用できるようになっています。 Javaでデータベースへ一行追加プログラムを書く場合、 素直に書くとこんな感じです。 PreparedStatement stmt = c
MMac OS 上で動作するクライアントサーバ Java アプリケーションが、デッドロックを起こす共通の原因として、Socket に接続された OutputStream への書き込みで println メソッドを誤用する場合があります。これから、その理由と解決策を説明します。 お心当たりは HTTP や FTP などのインターネットの標準プロトコルや、同じように行を基本として交信を行う専用プロトコルを使って、サーバとネットワーク通信を行うクライアントアプリケーションまたはアプレットを作成したとします。このアプリケーションは Windows と UNIX では支障なく動作するのに、Mac で実行すると、サーバからの応答を受け取るところでクライアントが止まったままになります。サーバ側を調べてみると、読者のアプリケーションと通信するサーバ側のスレッドも、クライアントからのコマンドの読み込みで同じ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 JDBCのDriverManager#getConnectionによるデータベースへの接続は結構時間がかかるので、短時間に何度もDBにアクセスする場合は、Connectionオブジェクトを保持したい。 しかし、MySQLのデフォルト設定の動作では、DBへの接続は8時間使われないと切られてしまう。常駐型のservletなどの連続運転のアプリでは、途中でこのコネクションが切れることがあり得る。この時間を変更することもできるらしいが、いつか切れるので、それで解決にはならない。従って、切れれば再接続する必要がある。 JDBCアプリ側で再接続する場合、DBへの接続が有効か無効かを知る術が問題になる。接続が切れた後のクエリ送信時の例外はSocketクラスのIOExceptionであ
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