コロナ禍で激変した生活スタイルのひとつに「リモートワーク」の浸透が挙げられる。ただ、当然ながらすべての職種で在宅勤務が実現できるわけではない。社会学者で中央大学文学部教授の山田昌弘氏は、リモートワークでも生産性の向上が図れる職種とそうでない職種で、新しい「格差」が開いていく可能性があると指摘する。 エッセンシャルワーカーの窮状 リモートワークの普及は働く人々にそれまで存在しなかった「新しい格差」を生み出すことになりました。それは、「リモートワークが可能な仕事」と「不可能な仕事」の格差です。 お客さんの来店が前提となる飲食業、アミューズメント施設やテーマパーク、観光などのサービス業で働く人は、そもそもリモートワークではサービスを提供することができません。また高度な専門知識や国家資格が必要となる職業でも、リモートワークができない業種はたくさんあります。いうまでもなく医療業務もその一つです。 人
筆者が当サイトに寄稿した「YouTubeの「変貌」が、出版業界に大きなインパクトを与えるかもしれない」というYouTube発小説に関する記事を読んで、久々に連絡をくれた方がいた。 株式会社KADOKAWA MFブックス編集部&WEB企画書籍編集部・課長/編集長、兼務・音声ビジネス運営課課長の堤由惟氏だ。 堤氏は小説投稿サイト「小説家になろう」を中心に書籍化するレーベル・MFブックスとアリアンローズの立ち上げ(ともに2013年創刊)に関わり、編集者として、理不尽な孫の手『無職転生』やアネコユサギ『盾の勇者の成り上がり』といった大ヒット作を手がけたことで知られる。 筆者は、MFブックス立ち上げ時に堤氏に取材したことがあった。 氏は2017年にアニメイトグループからKADOKAWAに転職して以降、「なろう系」書籍レーベルの責任者を務めるとともに、YouTube発の本づくりに携わっているという。
東芝が発表した報告書がは大きな話題となっています。 外部弁護士による東芝の調査委員会は、2020年7月の株主総会を前に、東芝が経済産業省と連携して一部株主の提案を妨げようとしたとする報告書を発表しました。 今回はこの報告書において問題として指摘された点について確認していきたいと思います。 これは、最早、東芝の問題というよりは日本全体の問題になる可能性もあります。 調査の経緯 報告書の結論 所見 調査の経緯 今回発表された外部調査は、旧村上ファンド出身者が運営するエフィッシモ・キャピタル・マネジメント(エフィッシモ)が要求していたもので、2021年3月の臨時株主総会で実施が可決されたものです(そういう意味では株主総会の意思として実施されています)。但し、選任された調査を行う弁護士は、エフィッシモが選んでいます。 エフィッシモ側は、自らが推す社外取締役の選任が否決された2020年7月の株主総会
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