受信したパケットに対して即座に ACK を返すのではなく,新しいパケットが届くか,一定時間待ってそれでもパケットが届かなかった(遅延ACKタイマが expire した)場合だけ ACK を返す. 遅延ACKの有効化=ACK数の減少なので,遅延ACKを有効にするとウィンドウサイズの増加が遅くなる.そこで Linux ではスロースタートフェーズでは遅延ACKを無効化する QuickACK を導入している. デフォルトで有効なわけじゃなくて,setsockopt(TCP_QUICKACK) しないと activate されない? Linux の実装. データ構造 include/linux/tcp.h: struct tcp_opt { : /* Delayed ACK control data */ struct { __u8 pending; /* ACK is pending */ __u