岡山県倉敷市にあるゲームセンター「ファンタジスタ」では、コロナ禍の影響で昨年は1100万円もの損失を計上。金融公庫などから受けた融資の額は合計800万円で、今春からはその返済が始まったこともあり、運転資金が底をつきかける窮地に陥った。 当初の想定以上に経営が悪化したことから、同店では当面の運転資金を確保すべく、6月7日~7月31日にかけてクラウドファンディングを実施したところ、想定以上の支援を受けることができたという。 お世辞にも大きいとは言えない、店長1人で切り盛りする地方のゲーセンが多くの資金を集められた要因は何だったのだろうか? そして、いまだにコロナの終息の見通しが立たない状況にあって、クラウドファンディングはゲームセンターの救世主となり得るのだろうか? 「ファンタジスタ」の大島幸次郎店長に話を伺った。 「ファンタジスタ」店舗外観 休業でロスした売上金をほぼ補填することに成功 大島